ウーバーイーツで働いて得た収入は、全て自分で計算して確定申告しなくてはならず、「何から手をつけた方が良いのか全然わからない」などと困ってしまいますよね。
私は2019年9月からウーバーイーツで働いていて、freee(フリー)という会計ソフトを利用して、毎年確定申告をしています。しかも、税理士に頼まずに自分一人の力で。
しかもfreeeは、専門知識がなくても簡単に確定申告の書類作成ができてしまいます。
そこで、本記事では
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- freeeの使い方
- freeeの入力から確定申告の書類提出までの流れ
- 税理士に頼らない方が良い理由
の3点について詳しく解説していきます。

目次
freeeの使い方
早速、実際にどのようにfreeeを使っているのか、スマホ版の画面で今回はご紹介します。
まず、上記の公式サイトからアプリをダウンロードし、
- 銀行口座(ウーバーイーツの収入が振り込まれている口座)
- クレジットカード
の2点を登録して同期すると、以下のような管理画面が表示されます。
そして、赤枠の「未処理の明細処理」をタップすると、以下の画面に切り替わります。
すると、登録した銀行口座にウーバーイーツからの報酬が振り込まれていれば上記のような項目が追加されているので、勘定科目が売上高になっていることを確認して、登録をタップするだけです。
また、経費になるスマホ代や家賃などもfreeeに登録した口座や、登録したクレジットカードからの引き落としになっていれば、上記の画面のように表示されますし、自分で入力することも可能です。
さらに、1枚目の画像右上にある「レシートを撮影」を使用すれば、レシートを読み取ってそのまま取引を登録することも可能です。
日々の作業としてはこれだけで完了なので、いかにfreeeが使いやすいかがよくわかるかと思います。
家事按分も簡単に設定可能
按分(あんぶん)という言葉をご存知でしょうか。
簡単に説明すると、仕事専用ではなく、プライベートでも使用している経費のことです。
(携帯電話や家賃など)
その際、仕事とプライベートの使用割合を自分で決めて経費にするのですが、そのような細かい設定もfreeeでは対応しています。
例えば、家賃が60,000円だとしたら、自宅はプライベートでも使用しているので全額を経費にはできません。
なので、4割の24,000円を経費にするなどと、自分で割合を決める必要があるのです。
その按分設定も、下画面の「設定」→「家事按分」とタップしていただくと、以下の画面が表示され、簡単に設定することが可能です。
私はウーバーイーツだけでなくブログを書く仕事もしているため、上記のような按分となっているのですが、
ウーバーイーツであれば毎月のスマホ代やガソリン代などを按分設定しておきましょう。
質問に答えるだけで確定申告の書類が完成
基本的な確定申告までの流れとしては
- 最初にご紹介した、項目をタップする作業を繰り返す
- 1年間の収入をまずは自分で計算して、管理画面でその金額が合っているかを確認
- 確定申告の書類作成画面へ
- 税務署に確定申告の書類を提出し終了
という流れになっているのですが、3番目の確定申告の書類作成画面は一番簡単で、
「養っている配偶者はいますか?」
「生命保険に加入していますか?」
「国民健康保険に加入していますか?」
などの項目を○×形式で回答していき、○の場合は必要項目を記入するだけで確定申告の書類が全て完成してしまいます。
あとは完成した書類を税務署に提出すれば確定申告が完了というわけです。
freeeは一番安いスタータープランで十分!青色申告もできます
freeeを利用するには
- スタータープラン 月額980円
- スタンダードプラン月額1,980円
- プレミアムプラン 月額3,316円
という月額料金が設定されていますが、私は一番安いスタータープランで契約しています。
プラン内容の違いは主に、手厚いサポートが受けられるかどうかなのですが、ウーバーイーツの確定申告は商品などの在庫を持たない分、比較的簡単な部類に入ります。
それでもわからない点はスタータープランでも利用できるチャットサポートなどで十分解決できましたし、一番安いプランでも問題ありません。
あと、freeeの確定申告は、自動的に青色申告の書類も作成してくれるので、「青色申告って大変なのかな…」という心配は必要なしです。
ちなみに、freeeは最初の1ヶ月間はお試し期間として無料で利用できますし、freeeの申し込み費用も当然経費として計上可能ですよ。
>> freee 公式サイト
「税理士に丸投げじゃダメなの?」と思ったあなたへ
「自分で確定申告するくらいだったら、税理士に丸投げでも良いのでは?」とかって思いますよね。
ただ、税理士に依頼すると
- 確定申告書作成だけの依頼は税理士に断られる可能性がある
- というのも、確定申告の時期は税理士も忙しいから
- 税理士に丸投げできても、レシートなどはきちんと整理して提出する必要がある
- 打ち合わせなどで時間が取られる
というデメリットも。
なので、確定申告の時期に慌てて依頼しようとしても、実は断られる可能性が高いんです。
また、税理士の費用も10万円ほどかかってしまいますが、繰り返しですが、お金があったとしても上記のような理由で断られる可能性が高いわけで…。なので、ウーバーイーツのような簡単な部類の確定申告であれば、自分で行なってしまった方が良いというわけなんですね。
先ほどご紹介したfreeeであれば、ウーバーイーツ配達員の利用者が多いので、ネットで検索すると、わからない情報がだいたい出てくるところも良い点だと思います。
確定申告は初年度が一番大変なので、もし、悩んでいるのであれば、今すぐに行動しましょう。
仮に提出期限が過ぎてしまうと、脱税と判断されて、社会的地位が落ちてしまう危険性もあるので、どうかご注意を。
>> freee 公式サイト
※無料期間あり