「福岡と京都のUber Eats(ウーバーイーツ)の新料金がめちゃくちゃ低いんだけど、これってバグ?もし、そうじゃないとしたら、全国的にこの新料金が適用されて、稼げなくなっていくのかな…」
2021年3月、Uber Eatsは福岡と京都で、配達報酬の新料金が適用されましたが、従来よりも大幅にダウン。なんと、1件約300円という金額です。
そのため、上記のような悩みの声が多くみられています。
当記事では、この新料金について
- Uber Eatsの福岡と京都の新料金はバグどうかは不明
- バグでなければ、全国に新料金が適用される可能性あり
- そもそも、Uber Eatsの配達員は稼ぎすぎている?
- 副業勢は今後さらに厳しくなる?
- 「今後どうしよう…」と悩むあなたへ
の5つについて、2019年9月から神奈川県内でUber Eatsの配達をしていて、日ごろからフードデリバリー業界を研究している私が解説します。
Uber Eatsの福岡と京都の新料金はバグどうかは不明【追記あり】
タイトルのとおりです。というのも、サポートの方によって返答の内容が異なっているため。
ただ、300円以下の報酬に関しては、以下の方のツイートにより、バグであることが判明しています。
【共有】
ウーバーサポートより
正式な回答をいただきましたので共有させていただきます🙇♂️🙏『300円以下はバグ』です。 pic.twitter.com/1twm3sqJFl
— きのぴー福岡@Uber@DiDi (@Uber_FUKUOKA_K) March 1, 2021
また、新料金に対して、社内協議すると回答された配達員の方も。
新料金体系の報酬計算式と基準値の公表を求め続けていたら、社内協議をすると言う回答を1名から得られました。#Ubereats京都#ウーバーイーツ京都#Ubereats福岡#ウーバーイーツ福岡 pic.twitter.com/0P9eF3A1An
— ぶち@UEK,MENU (@masked_ue) March 3, 2021
ですが、300円の報酬に関しては、3月1日に新料金に変わり、記事執筆時点の3月4日になっても料金が変わってないので、バグではない可能性が高そうです。
もし、何か動きがありましたら、追記いたします。
※追記
2021年4月現在、料金はほぼ戻っています。また、4月には私の住む神奈川エリアでも新料金がスタートしましたが、1.6倍のブーストがついて、以前の料金とほぼ同じ感じです。
ショートの報酬は以前よりも少なくなり、ロングの報酬が上がったと捉えてください。ただ、お届け先が事前に見られることでかなり効率的に回れるようになり、稼ぎやすい印象です。
バグでなければ、全国に新料金が適用される可能性あり
この新料金がバグでない場合、全国に適用される可能性が高くなります。というのも、その方がUber Eatsの利益が大幅に増えるわけで…。
現在、Uber Eatsは福岡と京都に新料金を適用して、配達にどのような影響が出るかテストしている段階だと思います。それで、しっかりと配達が回っていれば、導入しようとなるのが自然ですよね。
ちなみに、個人的にはUber Eatsの報酬は今後下がっていくと予想しているので、その理由について次にご紹介していきます。
そもそも、Uber Eatsの配達員は稼ぎすぎている?
私も副業で配達していますが、Uber Eatsの時給って2,000円とかいったりしますよね。これって結構すごい額だと個人的に思っていました。
というのも、仕事内容は覚えることが少ないですし、力仕事というわけでもなく、体の負担がほかの仕事に比べると、少ないため。
ちなみに、私は学生時代マクドナルドや、コンサートスタッフ、個人のうどん屋などでアルバイト経験がありますが、明らかにどの仕事よりもUber Eatsの方が楽です。しかも、時給はUber Eatsの方が倍近いわけで…。
また、Uber Eatsはこのご時世で利益がたくさん出ているかと思ったら、そうでもない様子。
Uber Eats日本代表の武藤友木子さんも、東洋経済のインタビュー記事内で以下のような発言をしていました。
「(利益は)めちゃめちゃ薄い。高くない価格帯のカジュアルなランチであれば、もらったマージン(手数料)から配達している方々に満足に働いてもらえるくらいの報酬を出すと、利益は限られる」
2020年8月4日掲載
なので、Uber Eatsで稼げなくなったというよりは、今まで稼ぎすぎていたというのが個人的な見解です。
副業勢は今後さらに厳しくなる?
福岡と京都の新料金は下がっていますが、その分クエスト報酬が上がったとの報告も。
え、クエスト高くね………
これは……… pic.twitter.com/FGzFfE3zi8— たる(ウーバーイーツ全国)福岡なう (@fYdWZOqnijwwXgJ) March 2, 2021
クエスト報酬が上がれば、1回の配達料金が少なくても、結果的にチャラになりますよね。
ただもし、Uber Eatsがこのような方針をとってくるとしたら、副業勢にとっては厳しい環境となります。なぜなら、私も副業勢ですが、一番少ないクエストしか選ばないですし、それすらも達成しないときもあるため。
なので、今後どのように行動していくか、近いうちに選択を迫ることになりそうですね。
「今後どうしよう…」と悩むあなたへ
もし、新料金がスタートして不安な気持ちがあるのであれば、別のデリバリーに登録しておくのも一つの手です。というのも、他社のデリバリーはUber Eatsに負けないように報酬に力を入れているため。
あなたがもし、西日本エリア在住ならDiDiフード配達員なんかはUber Eatsのシステムとほぼ同じで、報酬も週払いで振り込まれるので、おすすめ。
しかも、早めに登録すると通常クエストに加えて、先行登録者限定クエストも受けられます。このようにUber Eatsよりもインセンティブが充実しているので、稼ぎやすさが違います。

※上記の場合、約1ヶ月の間に100回配達すれば、15,000円もらえます
※先行登録者限定クエストとは別に通常クエストも存在します
詳しい情報は
「Uber EatsとDiDi配達員を徹底比較!違いはほぼなし?登録の際の注意点なども解説します」
という記事で解説しています。ただ、繰り返しですが、こうしたお得なインセンティブを受けるには早めに登録することが条件。
また、私の稼働する神奈川エリアでも新料金がスタートしましたが、報酬はほぼ変わっていない印象です。ですが、これは1.6倍のブーストがついての話。もし、ブーストがなくなってしまったら報酬は大幅なダウンが予想されるわけで…。
私はUber Eatsの自由な働き方が合っているので、これからも続けるつもりですが、特にこだわりがない方は別のフードデリバリーで働く方が賢明な気がします。
約2,000件以上配達した経験をもとに新規・既存配達員向けの情報を発信中。私の経歴や当ブログの収益などは プロフィール まで。