「Uber Eats(ウーバーイーツ)で働いていて、なんか、配達員に背番号を着用させるっていうニュースが流れているけど…。いつからなんだろう。イタズラで通報とかされそうで怖いな」
このような疑問に対し、当記事では
- Uber Eatsなどの配達員に背番号を着用させるのはいつから?
- 考えられる配達員側のリスク
- 背番号着用の流れは仕方がないと感じる理由
- 背番号は配達員にとってメリットも
- 結局、安全運転を心がけていれば問題ありません
について、2019年9月からUber Eatsで配達していて、日ごろからフードデリバリー業界を研究している私が解説していきます。
当記事の著者 レクター

2019年9月、Uber Eats配達員&当ブログ運営開始。「フードデリバリー配達員の仕事の魅力をより多くの人に伝えたい!」が当ブログのモットーです。
約2,000件以上配達した経験をもとに新規・既存配達員向けの情報を発信中。
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Uber Eatsなどの配達員に背番号を着用させるのはいつから?
こちらに関しては、まだ具体的にいつからというのは発表されていません。ちなみに、最初にこのニュースが出たのは2021年3月9日ですが、以下のようにすでに方針を固めたとあります。
東京都は、自転車などを利用した食事の宅配代行サービスを手がける事業者に対し、配達員ひとりひとりに「背番号」を着けさせるよう求める方針を固めた。配達員と歩行者らの接触事故は相次いでおり、配達員を特定しやすくするとともに、安全運転を促す狙いがある。
引用:読売新聞オンライン
なので、早ければ、ここ1〜2ヶ月の間に運用されるのではないかと予想していますが、詳しい情報が入り次第、追記していきます。
ちなみに、この背番号着用の方針は東京都に関してですが、今後全国に広がる可能性は十分あります。
考えられる配達員側のリスク
真っ先に思いつくのがイタズラ目的の通報です。また、イタズラまでいかなくても、例えば少しスピードを出して運転していただけでも、危険運転として通報される可能性も。
というのも、Uber Eatsの配達員は連日報じられる事故のニュースで、大半の方からあまり良い印象を持たれていませんよね。そういう先入観があると、普通の行動でさえ、悪く見えてしまうことがあるためです。
ちなみに、私は今まで配達をしていて、何か嫌なことを言われたりしたことはありません。ですが、Uber Eatsのバッグを背負って自転車に乗っているだけで、危ない運転をすると思われているんじゃないかなどと、思ってしまいます。これも先入観ですかね。
背番号着用の流れは仕方がないと感じる理由
理由に関しては、一つだけ。配達員の事故が多いからです。ニュースでよく見るのももちろんですが、私が住む神奈川県某所でも、配達員関連の事故が増えているなと感じることがあります。
というのも、交通事故が発生して、犯人が逮捕されていないときに設置される白い看板。その内容を見ると、ウーバーイーツと書かれている看板が多いなと感じたためです。
実際に街を歩いていても、危険運転している配達員を見かけたことがありますし、数字としても事故が増えている以上、仕方がない流れかなと感じます。
背番号は配達員にとってメリットも
一方で、背番号はデメリットだけでなく、メリットも。それはフードデリバリーで掛け持ちをしようと思って、別の会社に登録する際、顔写真や住所などを新たに登録する必要がなくなる可能性があることです。
「実際そんなことが可能なの?」などと思うかもしれませんが、2021年3月3日、日本フードデリバリーサービス協会(JaFDA)が誕生したのをご存知でしょうか。
会員企業は
- Uber Eats
- 出前館
- menu
- fineDine
- 楽天デリバリー
- Wolt
- anyCarry
- Chompy
- ごちクル
- FOODNEKO
- DiDi Food
- foodpanda
- くるめし弁当
の13社。
東京都は日本フードデリバリーサービスに背番号着用を呼びかけているとニュースにもあったので、この13社が協力して背番号を作成することはほぼ間違いないでしょう。
しかも、すでに掛け持ちで働いている方は多いことを考えると、番号を統一した方が効率が良いわけで…。なので、この13社の中で今後、掛け持ちを考えている場合は、ひょっとすると、今後登録がものすごく楽になるかもしれません。
結局、安全運転を心がけていれば問題ありません
「背番号着用とか、今後フードデリバリーで働きづらくなるのかな…」などと悩む心配は特にないと思います。
先ほど、イタズラで通報される可能性も、などと述べましたが、例えば車やバイクにはナンバープレートがついていますが、イタズラされたケースはほとんど聞かないわけで…。
なので、安全運転を意識すれば、背番号はそれほど大きな問題ではない気がします。
また、フードデリバリーは大きく稼げる仕事ですので、このニュースを見て後ろめたい気持ちにならず、どんどん稼いでいきましょう。
Uber Eats以外の掛け持ちを考えている方へ
ここからは、現在Uber Eatsで働いていて、掛け持ちをしようか悩んでいる方限定のお話です。
結論からいうと、掛け持ちするのであれば、出前館の業務委託配達パートナーかmenuがおすすめ。というのも、単価の高さや働き方など稼ぎやすい条件が整っているためです。
詳しくは以下の記事にまとめてあるので、「掛け持ちしたいけど、たくさんデリバリー会社があって決められなくて困っている…」という状態であれば必見です。
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