コロナの影響もあり、Uber Eats(ウーバーイーツ)で働く方がとても増えています。
そんなUber Eats ですが、普通のアルバイトとは大きく異なる点があり、
それを理解してから働き始めないとのちに大変な思いをすることとなります。
そこで、
Uber Eats 配達パートナー(配達員)は普通のアルバイトと比較してどのような点が違うのか
という仕組みについて現役配達パートナーの私が詳しく解説し、
アルバイトと比較した際のメリットとデメリットをご紹介していきます。
目次
雇用形態が個人事業主という仕組みになっているのが大きな違い!
まず、Uber Eats で働くには配達パートナーとして登録する必要がありますが、
この登録は普通のアルバイトとは違って直接的な雇用契約ではなく、業務委託という形となっています。
そのため、Uber Eats 配達パートナーは個人事業主として料理を配達することとなるのですが、
それによって普通のアルバイトと比較してメリットやデメリットが存在するため、次にご紹介していきます。
【メリット①】好きな時間に仕事を開始・終了できる
Uber Eats の仕事は専用アプリを起動してオンラインにするだけととても簡単で、
お店から注文が入ったらそのお店に向かって料理を受け取り、お客さんのもとへ配達するという流れとなっています。
また、仕事を終える際は専用アプリをオフラインにするだけなので、アルバイトとは違ってシフトという概念がなく、
好きな時間に仕事ができるというのは大きなメリットですし、個人事業主ならではの働き方といえます。
【メリット②】報酬が完全出来高性
次に、Uber Eats の配達で得る報酬についてですが、アルバイトの時給とは違って完全出来高性なので
働いたら働いた分だけ報酬を得ることができます。
そのため、時期によっては時給2,000円を超えることもありますし、お客さんからチップを貰えることもあるので、
その点もメリットとして挙げることができます。
【デメリット①】自分で確定申告をしなければならない
一方でデメリットについてですが、Uber Eats で得られる報酬というのはアルバイトとは違って税金が差し引かれていないため、
あなた自身で一年分の収入や経費などを計算して確定申告をする必要があります。
ただ、確定申告と聞くととても難しいイメージがあると思いますが、
専門的な知識がなくても会計ソフトを利用すれば、税理士に依頼せず自力で確定申告の書類を作成することは可能です。
しかも、Uber Eats の確定申告は比較的簡単な部類に入るので私も毎年自分でしていますし、この知識はどの仕事にも活かせるものなので知っておいて損はないはずです。
ちなみに私はfreee(フリー)という会計ソフトを利用しているのですが、詳しい使い方などについては以下の記事で説明しているので
気になる方はチェックしてみてください。
【デメリット②】保険制度があまり充実していない
Uber Eats では配達中に事故に遭った場合、三井住友海上の保険を受けることができるのですが、
あまり充実している内容とはいえないのが現状です。
そのため、自分で保険を探して加入している方が多く、その分余計に費用が掛かってしまうというデメリットがあります。
ここ最近は以前と比べて保険の内容が充実してきてはいるものの、弁護士特約がなく、
事故に遭った場合は一般的に弁護士を用意するのですが、その費用を自分で負担しなくてはならないので
大きな負担となってしまいます。
一方で、アルバイトは業務中の事故に関しては会社が負担してくれるので、比較すると大きなデメリットと言えます。
しっかりと仕組みを理解したうえで配達パートナーを始めましょう!
Uber Eats の仕事はとても簡単ですし、18歳以上であればどなたでも登録できるので気軽に始められますが、
今回ご紹介したようなアルバイトとの違いをあまり理解しないで始めてしまう方が結構多いです。
ただ、このような仕組みを理解していれば基本的に問題ないですし、
好きな時間に仕事ができて仕事内容も簡単という点はものすごく魅力的なので
もし、あなたがUber Eats 配達パートナーになろうか悩んでいるのであれば、今ご紹介した内容が少しでも参考になれば嬉しいです。