「DiDi food(ディディフード)の配達員って稼げるのかな…Uber Eats(ウーバーイーツ)と掛け持ちしようか悩んでいるんだけど…」
このような悩みに対し、この記事では
- Uber Eats とDiDi foodの比較【報酬の違い】
- 報酬単価の計算方法
- インセンティブ報酬の違い
- DiDi foodとUber Eats【その他の比較】
について、2019年9月からUber Eats で配達していて、日ごろからフードデリバリー業界を研究している私が解説します。
Uber Eats とDiDi foodの比較【報酬の違い】
両社の報酬の比較は以下の表のとおり。
DiDi food | Uber Eats (2021年5月以前) |
Uber Eats (2021年5月以降) |
|
基本料金 | 300円 (自転車は290円) |
325円 (東京エリア) |
不明 |
距離料金(1km) | 50円 (自転車は40円) |
60円 | 不明 |
配達調整金額 | なし | なし | あり |
ブースト | あり |
あり | あり |
ピーク報酬 (ヒート,シミ) |
あり | あり | あり |
チップ | あり | あり | あり |
クエスト | あり | あり | あり |
手数料 | 0% | -10% | -10% |
DiDi foodの報酬の仕組みは、以前のUber Eats のものとよく似ています。2021年5月にUber Eats は単価の引き下げが行われました。これによって、ピーク時間以外はほぼ300円。さらに、配達報酬の計算方法が不透明になってしまったというのが現状です。
そのため、報酬の面では現在、DiDi foodの方が上回っています。
DiDiフード配達員の報酬単価の計算方法
DiDiフード配達員の報酬単価の計算方法は以下のとおり。
※受け取り料金は150円で固定(自転車は140円)
※受け渡し料金は150円で固定
※先程の表では、受け取り料金と受け渡し料金の合計を基本料金と表現しています
少し複雑に感じるかもしれませんが、新料金体系前のUber Eats とほぼ変わりません。
例えば、ピーク時間以外にバイクで1km先への配達の場合は
150+150+50=350円
という計算に。そして、ピーク時間であれば、この計算式にピーク料金やブーストが含まれる形です。
ちなみに、繰り返しになりますが、現在のUber Eats はピーク時間以外の配達は300円が基本。さらに、距離が遠くても報酬の変化はさほどなし。
300円均一と計算はしやすいですが、DiDi foodと比べると単価は少なめです。なので、Uber Eats で大きく稼ぐにはクエストの達成が必須となってしまいました。
インセンティブ報酬の違い
DiDiフードにはUber Eats と同じでインセンティブ報酬が存在します。それが以下のとおり。
- ピークタイム報酬
- ブースト報酬
- クエスト報酬
また、ブースト報酬の違いは以下のとおり。
- Uber Eats:1.2倍、1.3倍などの倍率による追加報酬
- DiDi food:+100〜150円などの数字による追加報酬
Uber Eats は倍率なのに対し、DiDi foodは数字での足し算です。これをみると、Uber Eats の方が稼げそうですが、Uber Eats の倍率は基本料金にしかプラスされません。
しかも、基本料金の計算式は非公表ですが、以前より明らかに減少しました。例えば1.6倍ブーストが出ていても、追加報酬は数十円程度ほど。
なので、ブーストの面でもDiDi foodの方が上回っているといえます。
DiDiフードのクエスト報酬の仕組みはUber Eats と若干異なる
DiDiフードのクエストはの仕組みは以下のとおり。
- 月〜木(最大約90回で20,000円ほど)
- 金〜日(最大約70回で20,000円ほど)
※アカウントによって個人差あり
※キャンセル率が10%以上の場合、報酬の支払いなし
選択式のUber Eats では、「回数が多いクエストを選んだものの、達成できずに1円の報酬も受け取れなかった…」ということが多々あります。しかし、DiDi foodではそのような心配はなし。
また、DiDi foodのクエストにはキャンセル率も影響します。ただ、キャンセル率は注文を一度受けてからキャンセルする行為のこと。注文を受ける前の拒否はキャンセルに含まれないので、そこまで影響ないかと思います。
スペシャルクエスト
上記のクエストとは別に、スペシャルクエストが配信されることがあります。例えば以下の画像のような感じ。
DiDi foodとUber Eats その他の比較
両社の報酬以外の比較については以下のとおり。
DiDi food | Uber Eats |
|
営業時間 | 9:00〜25:00 (エリアによって異なる) |
7:00〜25:00 (エリアによって異なる) |
服装 | 指定なし (バッグのみ指定) |
指定なし |
現金注文 | 強制 |
選択 |
報酬振込頻度 | 週1回 | 週1回 |
お届け先の表示 | 注文受取前に確認可能 | 注文受取前に確認可能 |
保険制度 | あり (業務中の範囲内のみ) |
あり (業務中の範囲内のみ) |
一つ注意点としては、DiDi foodは現金注文を拒否できません。なので、配達前は必ずお釣りの用意が必須に。
注文者によっては現金払いで、かなり時間を取られてしまったりする場合もあるため、注意が必要です。
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「掛け持ちしたいけど、現金払いを受けたくない…」お悩みの方へ
DiDi foodは報酬が高いものの、現金注文の受付が必須という大きなデメリットが。
これによってお釣りの用意や、確定申告の計算が複雑になるため、私自身もUber Eats で現金注文を受けたことは一度もありません。
なのでもし、現金注文の受けたくないのであれば、出前館の業務委託配達パートナーも検討する価値あり。というのも、現金注文をOFFに設定できるだけでなく、以下のように稼ぎやすい環境が整っているため。
【出前館 業務委託配達パートナーのメリット】
- 配達報酬が1件約700円の固定報酬(関東:715円 その他:660円)
- 平日1.2倍、休日1.4倍ブーストがつく
- 2021年8月には2.0倍ブーストがついた実績も(1件の報酬が約1,400円)
- 配達距離が最長3kmほどと、他社よりも短い(拠点によって異なる)
- 他社と掛け持ち可能
- 他社のバッグでも配達できる
- 自分の自転車・バイクで配達できる
配達単価はUber Eats の約2倍。しかも、固定報酬なので短い配達でも同じ金額が稼げます。
ただ、以下のようなデメリットが存在します。
【出前館 業務委託配達パートナーのデメリット】
- Uber Eats より対応エリアが狭い(全国ではない)
- Uber Eats より営業時間が短い(11:00〜22:00までが基本)
- 初日は対面で指導を受ける必要あり(※現在は廃止中です)
- 現金案件を受けたら、その日のうちに拠点で精算する必要あり(現金OFF設定可能)
- 赤い帽子のみ着用が必須(服装は自由)
自由度優先ならUber EatsやDiDi food、稼ぎ優先なら出前館といった感じ。ただ、どこも掛け持ち可能なので、登録しておけば、その日の気分でどこで配達するかが選択可能になります。
登録したからといって、決して一つの会社に縛る必要はありません。
デメリットが少し多めですが、それでも配達パートナーが増えているということは圧倒的な報酬が約束されているため。キャンペーンも開催中なので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
申し込みから登録までの流れ
(すべてネットのみで完結します)
1.出前館公式サイトから登録を申し込む
2.研修動画の視聴
3.理解度チェックテストの実施
※合格するまで受ける4.WEB説明会(オンライン面談)に参加【所要時間30分ほど】
※現在は廃止されています
5.必要書類を提出し、本登録完了
※1〜5までにかかる期間は約1週間です。
1件=450円(Uber配達員)1件=720円(出前館配達員)
※ 出前館公式HP より引用
メアドの用意のみ。たった1分で申し込み完了
※出前館の登録方法は
「出前館 配達員の始め方!3つの手順で登録方法を詳しく解説します」
にて解説しています。
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※上記ページから対応エリア確認できます