- 「フードパンダとUber Eatsってどっちで働いた方が効率よく稼げるの?」
- 「仕事内容に違いはあるのかな…」
- 「Uber Eats以外のデリバリーの仕事を探しているんだけど…」
このような疑問に対し、本記事では
- フードパンダとUber Eatsの配達の報酬の違い
- 仕事内容の違い4つ
- どちらが稼ぎやすいのか
- フードパンダよりも稼げるデリバリーの仕事
について詳しく解説していきます。
目次
フードパンダとUber Eatsの配達の報酬の違い
まず、1件配達するたびにいくら貰えるのかをそれぞれ比較してみると
『受取料金』
→260円
『受渡料金』
→125円
『お店からお届け先まで』
→1km=60円
※1km先の配達の場合
260+125+60=445円
ここからサービス料10%が引かれるので
445×0.9=400円
そして、フードパンダの1件あたりの報酬計算方法については、詳細な情報が見つかりませんでした。
ただ、フードデリバリー業界の1件あたりの報酬計算方法はUber Eatsのものとほぼ変わらないので、フードパンダもそこまで大きな差はないとみて良いと思います。
【仕事内容の違い①】フードパンダはシフト制!
フードパンダで働くには登録を済ませた後、専用アプリでシフトを入れる必要があります。
なので、例えば11:00~14:00でシフトを入れたらその時間帯は指定の地域でアプリをオンラインにしないといけません。
また、シフトに関しては早い者勝ちで入れられる仕組みとなっており、のちに紹介する評価ランクが高い方から優先して決めることができます。
一方、Uber Eatsの稼働方法は専用アプリをオンラインにするだけなので、働き方の自由度で比較すると圧倒的にUber Eatsの方が優れているでしょう。
フードパンダの「評価ランク」とは?
フードパンダには配達員それぞれに「評価ランク」が設定されており、評価ランク1が最も高く、評価ランク6が最も低いという仕組みとなっています。
この評価ランクが高いと
- 優先的にシフトを入れることができる
- 1件あたりの配達報酬が増える
といったメリットがあります。
評価ランクは週1回更新が行われ
- 応答率50%(注文が入ってきた際に拒否をしなかった確率)
- 予定実績50%(シフト通りに稼働しているか)
という2つの基準で評価ランクが設定されます。
【仕事内容の違い②】時給保証がある ※ただし、条件あり
記事執筆時点の2020年11月22日現在、フードパンダにはUber Eatsには存在しない時給保証という制度があります。
これは、1時間稼働して報酬が1,000円に満たなければ
- バイク→1,000円
- 自転車→900円
という金額が支給されます。
しかも、差額での支給ではないため、例えば1時間稼働して900円しか稼げなかった場合
- バイク→1,900円
- 自転車→1,800円
などとなります。
ただ、一つ注意点としては、この時給保証は期間限定だということ。
おそらくサービス開始当初のみの制度だと思っているので、あなたがもしこの制度に魅力を感じてフードパンダの登録を考えているのであれば、きちんと確認するようにしましょう。
【2021年1月追記】
2021年2月1日から、時給保証を受けるには、1日の総合応答率が90%以上であることが条件に追加されました。
ちなみに私は、Uber Eatsで働いていますが、遠い店舗からの依頼はキャンセルすることが多いので、90%以上の応答率というのは、とてもプレッシャーがかかる数字です。

【仕事内容の違い③】フードパンダは現金案件が必須
Uber Eatsでは配達用アプリで現金案件を受け付けるか否かを自分で設定することができます。
一方でフードパンダは現金案件を受け付けないのは不可能なので、必ず自分でお釣りを用意して持ち歩く必要があります。
ちなみに私はUber Eats配達パートナーとして働いていて、1,000件以上配達をしてきましたが、現金案件は一度も受け付けたことがありません。
その理由としては
- お釣りの用意が面倒
- 確定申告の計算が面倒
- トラブルが起きやすい
という理由から。
同じ理由で現金案件を受けない方が多いようなので、この点もよく考えた方が良いのかなと思います。
【仕事内容の違い④】クエストについて
クエストとは○件こなすと+1,000円の追加報酬が発生するなどというシステムですが、Uber Eatsにはそのようなシステムが存在し、全配達パートナーが受けることができます。
一方でフードパンダは現時点でクエストが存在しないのですが、今後実装されることが発表されています。
ただ、クエストを受けるには先ほど評価ランクのところでご紹介した応答率が関係しているようなので、全配達員が受けられるようではないみたいです。
以上がフードパンダとUber Eatsの報酬や仕事内容の比較でした。
【その他注意事項】フードパンダは同じ個人事業主です
Uber Eatsがアルバイトではなく個人事業主というのは有名な話ですが、フードパンダも個人事業主となっています。
なので、開業届を税務署に提出したり、自分で確定申告を行わないと脱税となってしまうので要注意です。
ただ、確定申告の計算は会計ソフトを利用すれば自分一人できますし、フードデリバリー業務の確定申告は比較的簡単な部類に入るので、私も毎年自分で計算して確定申告を行っています。
その点がもし、不安だと感じているのであれば開業届などの提出方法や、私が実際に利用している会計ソフト「freee」の使い方を説明している記事がありますので、どうぞ。
報酬の受け取りは両社とも週払い
報酬の受け取りはタイトルの通り、両社とも週払いという形で登録した銀行口座に振り込まれます。
配達してすぐに受け取れるのでこの点はとてもありがたいですね。
どちらが稼ぎやすいのかは時給保証次第
Uber Eatsとフードパンダの稼ぎやすさについては、先ほどご説明した時給保証があるフードパンダの方が優れていると思います。
特に春や秋など過ごしやすい季節は注文が入りづらいので、時給保証があれば安定して稼ぐことができるのは間違いありません。
ただ、時給保証は期間限定なので、その期間が終了した場合は加盟店数の多いUber Eatsの方が圧倒的に稼げると感じます。
「もっとほかに条件が良いデリバリー無いの?」という方へ
「今、Uber Eatsで働いていて、収入をもっと増やしたいから、フードパンダについて調べたんだけど、ほかにもっと良いデリバリー会社無いのかな…」などと、悩んではいませんか。
もし、Uber Eatsのほかのフードデリバリー会社を登録しようか悩んでいるのであれば、出前館の業務委託配達パートナーも検討する価値ありです。
その理由としては、Uber Eatsと同じで、シフトが存在しない自由な働き方ができるだけでなく、
- 1件あたりの配達単価が約700円で固定(ブーストが最大1.4倍つくことも)
- 配達の距離が最長でも3kmくらいまで
- Uber Eatsのバッグを使用できる
いうメリットがあるため。
ただ、
登録方法が少し面倒
Uber Eatsより営業時間が短い
Uber Eatsより配達エリアが狭い
などというデメリットもあるので、当然良いところばかりではありません。
しかし、稼ぎやすさはUber Eatsを上回るほど高待遇なわけで…。メリットが魅力的であれば選択肢の一つに入れておいて損はないですよ。
>> 出前館 登録ページ
※配達可能エリアもチェックできます