Uber Eats には、配達のやり方を最初から最後までまとめた公式マニュアルがあります。「配達パートナーガイド」という名前のPDFで、ログインなしで誰でも読めます。
ただし検索して出てくるものの多くは2022年に配られた古い版です。この記事では、2026年4月に更新された最新版の場所と、136ページのうち初回配達までに読めばいい3か所をまとめました。
この記事を書いた人

レクター
フードデリバリー専門ブロガー / YouTuber / ライター
2019年からUber Eatsなどの配達を開始。今も走り続けながら、実体験をもとに発信しています。
| 配達歴 | 2019年〜現在 |
|---|---|
| 配達件数 | 3,000件以上 |
| YouTube | 登録者 約6,000人・動画400本以上 |
| 掲載実績 | ライブドアニュースほか |
最新版の配達パートナーガイドはここからダウンロードできる
まず結論です。2026年8月時点の最新版は ver1.4(2026年4月版・136ページ)で、Googleドライブに置かれています。ネット上に残っている ver1.09 は2022年版で、内容がかなり違います。
よく出回っている版
Boxに置かれた旧バージョン
ver1.09
2022年版・129ページ。置き配の依頼やアルコール配達など、今ある項目がまだ載っていません。サポートの電話番号一覧も当時のままです。
今の最新版
Googleドライブに置かれている
ver1.4
2026年4月版・136ページ。ピック・パック・ペイや暗証番号の確認など、最近の配達で実際に出てくる項目が追加されています。
公式PDF・ログイン不要
※ このURLはガイド本体にも載っている公式の短縮リンクです。Uberが改訂すると自動的に新しい版へ切り替わるので、ブックマークしておくとリンク切れになりません。
まだ登録が済んでいない人は、Uber Eats 配達パートナーの始め方・登録方法 に必要書類と審査の流れをまとめています。
136ページのどこに何が書いてあるか
ver1.4は全6章です。ページ数を見ると身構えますが、登録が終わっている人に関係するのは第3章から後ろだけです。
p.9〜
事業として働くということ
業務委託という立場の説明と、確定申告の義務について。
p.11〜
配達パートナーとして登録する
アカウント作成、車両の選択、必要書類、銀行口座の登録まで。
p.37〜
配達を始める準備をする
コミュニティガイドライン、評価のしくみ、アカウント停止になる行為、支払いスケジュール、持ち物。
p.53〜
交通安全と補償制度
自転車の交通ルール、二輪車の安全運転、高速道路への進入禁止、事故のときの補償。
p.64〜
配達を開始する
オンラインにするところから配達完了まで。現金配達の設定もここ。いちばん厚い章です。
p.129〜
配達を終了したら
自分の評価の確認方法、パートナーサイトでできること、バッグの手入れ。
初回配達までに読むのは、この3か所だけでいい
136ページを通しで読む必要はありません。私が初めて配達したときを思い出しても、事前に頭に入れておいてよかったのは次の3つでした。
気になるところへジャンプ
① 配達の基本ステップ(p.75〜96)
ガイドでいちばんページを割いているのがここです。やることを削ると、配達は次の5ステップしかありません。
アプリをオンラインにする/サービスエリア内に移動してから。エリア外だと依頼は来ません。
配達オファーを受ける/報酬額と店・お届け先までの距離を見て、受けるか断るかを決めます。断ってもペナルティはありません。
店に向かって商品を受け取る/到着したら注文番号を伝えるだけ。中身の確認は基本的に店側の責任です。
お届け先へ向かう/マップの案内どおりに進みます。マンションなら部屋番号をメモの欄で確認。
渡して配達完了をタップ/置き配なら写真を撮って完了。ここまでで1件終わりです。
ガイドには、指定された場所に注文者がいない場合(p.97〜)という項目もあります。初日でも普通に起きるので、目次だけでも見ておくと落ち着いて対応できます。
② 現金を扱う配達の設定(p.67〜74)
Uber Eats はカード決済だけでなく現金払いの注文にも対応しています。ここで多いのが「お釣りを用意しないといけないのか」という不安です。
答えは設定しだいです。現金を扱う配達は最初オフになっていて、オフのままなら現金の注文は入ってきません。お釣りも要りません。オンにしたときだけ、ガイドの「お釣りの用意」(p.73)のとおり小銭の準備が必要になります。
Uber Driver アプリを開く
画面左下のメニューから設定を開く
現金を扱う配達のオン・オフを確認する/設定できるようになるまでに、ある程度の配達件数が必要な場合があります
オンにするメリット
受けられる注文が増える/現金のやり取りでチップをもらえることがある
オンにするデメリット
お釣りの準備が要る/受け渡しに時間がかかる/売上と現金の差額を自分で管理することになり、確定申告の計算が面倒になる
私は今も現金配達をオフのままにしています。理由は最後の「計算が面倒」の一点です。オフでも件数が足りなくなったことはないので、慣れるまではオフで問題ありません。
③ 交通安全と補償制度(p.53〜63)
第4章は交通ルールと、事故にあったときの補償の話です。自転車の交通ルール(p.53〜)、二輪車と貨物軽自動車の安全運転(p.59〜)、高速道路への進入禁止(p.61)、そして補償制度(p.62〜)という並びになっています。
ここで押さえておきたいのは、Uber Eats の補償が効くのは配達中だけだということです。依頼を待っている時間や帰り道は対象外なので、その部分は自分で用意することになります。Uber Eats でおすすめの自転車保険 に、業務外をカバーする保険を比較してまとめました。
古い版には載っていない、最近の配達で出てくる項目
ver1.4で目立つのは、食べ物以外の配達や、渡し方が特殊な依頼が増えたことです。どれも初日から普通に飛んでくるので、名前だけでも知っておくと戸惑いません。
ピック・パック・ペイ
配達員が店内で商品を選んで、専用のカードで支払ってから届けるタイプの依頼です。
アルコールを扱う配達
年齢確認が必要になります。確認できないときの手順もガイドに書かれています。
処方箋などの医薬品
薬局からの配達依頼。受け渡しのルールが通常の食事と違います。
玄関先や受付に置く依頼
いわゆる置き配。写真を撮って完了する流れが決まっています。
サイン・暗証番号の確認
注文者に番号を言ってもらわないと完了できない依頼です。
このうち暗証番号の案件は、聞けなかったときの対応でつまずきやすいところです。Uber Eats 暗証番号案件とは? に実際の流れを書いています。食べ物以外を運ぶ依頼については ウーバーダイレクト(パッケージ案件) のほうが詳しいです。
配達パートナーガイドについてよくある質問
Q. 登録していなくても読めますか?
読めます。ログインもアカウントも不要で、リンクを開けばそのままブラウザで表示されます。登録するかどうか迷っている段階で中身を確認できます。
Q. 説明会に出ないともらえないのでは?
以前あったWEB説明会は廃止されていて、今はPDFが公開されているだけです。誰でも同じものを読めます。
Q. 全部読まないと配達できませんか?
いいえ。読まなくても配達は始められます。ただし評価が下がる行為やアカウント停止になる行為(第3章)だけは、知らないまま走ると損をします。
Q. 古い版と最新版はどこで見分けますか?
表紙にバージョンと発行年月が書かれています。136ページあって表紙に「Version 1.4」と入っていれば最新版です。
まとめ:最新版だけ押さえて、あとは走りながらでいい
配達パートナーガイドは、t.uber.com/dpgb を開けば常に最新版が読めます。2026年8月時点では ver1.4(136ページ)です。
初回配達までに見ておくのは、配達の基本ステップ・現金配達の設定・交通安全と補償の3か所で十分です。残りは、実際に困ったときに目次から引けば足ります。
なお、これから登録する人はキャッシュバックの対象になっているかを先に確認しておくと損がありません。
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