結論から言うと、ピック・パック・ペイ(PPP)は配達員がスーパーで買い物を代行する注文のこと。
商品を集めて、袋に詰めて、レジで支払う。この3つが配達に加わります。
そのぶん報酬は通常の配達より高めに設定されています。
通常の配達とPPPの違い
・そのまま届ける
・袋に詰める(パック)
・レジで支払う(ペイ)
・そのあと届ける
この記事では、PPPの流れと支払い方法、報酬の考え方までまとめて解説していきますね。
この記事を書いた人

レクター
フードデリバリー専門ブロガー / YouTuber / ライター
2019年からUber Eatsなどの配達を開始。今も走り続けながら、実体験をもとに発信しています。
| 配達歴 | 2019年〜現在 |
|---|---|
| 配達件数 | 3,000件以上 |
| YouTube | 登録者 約6,000人・動画400本以上 |
| 掲載実績 | ライブドアニュースほか |
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ピック・パック・ペイ(PPP)とは?配達員が買い物を代行するしくみ

PPPは、注文を受けた配達員が店内で買い物を代行するサービスです。
本来なら店員がやっている作業を、配達員が引き受ける形。
配達員が担当する3つの作業
開始は2024年6月26日。東京23区・横浜市・川崎市にある、まいばすけっと20店舗からのスタートでした。
その後は対応店舗が広がり、まいばすけっとやビッグ・エーなどで扱われています。
ただ、すべての店舗が対応しているわけではありません。
自分のエリアで案件が流れてくるかどうかは、実際にオンラインにしてみないと分からない部分があります。
出典:Uber Eats Japanとイオン、まいばすけっとが新機能「ピック・パック・ペイ(PPP)」導入で連携|Uber
【実体験】2年待ってPPPが解放された経緯
PPPは、使いたいと思ってもすぐ使えるわけではありません。
私の場合、案内が出るまで2年かかりました。
そのあいだにサポートへ問い合わせたのは2回。どちらも「順次ご案内しています」という趣旨の回答で、そこから状況は動きませんでした。
半ばあきらめていたある日、アプリを開いたら案内が出ていたんです。

申請が通ったわけでも、何か条件を満たした自覚があるわけでもありません。本当に、ある日とつぜんでした。
だから「問い合わせれば早くなる」とは言い切れないんですよね。来る人には来る、としか言いようがない。
ずっと解放されなかった話と、ようやく案内が出たときの状況は、動画でも話しました。
プラスカードはApple ウォレットに入れます
案内から進むと、プラスカードの取得画面になります。

Apple ウォレットに追加できたら、この画面に切り替わります。

あとはオンラインにして、案件が流れてくるのを待つだけ。
【読者アンケート】あなたのPPPは解放されていますか?
当てはまるものを1つタップして回答回答するとすぐに、みんなの投票結果(%)が見られます。匿名・1人1回です
【実体験】PPPの配達の流れ|受注から支払いまでを画面で解説
解放された翌日、さっそく1件受けてみました。
PPP注文の流れ
全体の流れはこの4ステップ。ここからは実際の画面で順に見ていきます。

提示されていた条件は、報酬380円/商品9種・合計11点/所要18分/距離1.0km。
店舗はまいばすけっとでした。中身は食料品と飲み物、お菓子。ごみ袋も入っていましたね。
特別に探しにくいものはなく、いわゆる「ふつうの買い物かご」という感じ。
そして結果から言うと、実際にかかった時間も18分でした。アプリの見積もりとほぼ一致しています。
11点という点数の軽さが効いたのでしょう。
商品の確認方法|バーコードを読み取って1点ずつチェック
売り場で商品を見つけたら、バーコードを読み取ります。

商品名だけでなく内容量と単価も出るので、似た商品を取り違える心配は少ないほうでしょう。
見つからないときは「欠品・見つかりません」から注文者とのやりとりに進めます。
今回は11点すべてそろったため、この画面を使わずに済みました。
レジでプラスカードが通らないときの原因と対処
正直なところ、買い物より会計のほうが手こずりました。
プラスカードが2回続けて通らなかったんです。

原因は、おそらくアプリの画面を進める前にウォレットを開いてしまったこと。
レジに着いた時点で「支払いだ」と思ってウォレットを呼び出したのですが、それでは反応しませんでした。
正しい順番はこうです。
- アプリの画面を会計のステップまで進める
- 「お支払いください」という指示が表示される
- そこで初めてウォレットを開き、スマホをリーダーにかざす
アプリ側が決済を有効にしてからでないと、カードは反応しない。そういう作りのようです。
先回りして準備すると、かえって失敗するわけですね。
後ろに人が並んでいると焦りますが、画面の指示を待つのが結局いちばん速い。ここは覚えておいて損はありません。
会計が終わったらレシートを撮ります
支払いが済んだら、レシートの写真を撮って提出します。
カードをしまう前に撮ってしまうのが安全。店を出てから気づくと、わざわざ取り出すことになりますからね。
鳴らない時間、どうしていますか?
私はUber Eatsと出前館の掛け持ち。鳴らない時間は、こう変わります。
鳴らなければ収入はゼロ
私の実測時給
登録は無料。出前館配達員の申し込みページで、自分のエリアが対象か見てみてください。
※ 単価とブーストはエリア・時間帯で変わります
支払い方法はプラスカード|自分のクレカは使わない
PPPの支払いには、Uberから配布される専用のデジタルカード(プラスカード)を使います。
iPhoneならウォレットに登録して、レジではタッチ決済で支払います。
使う前に、アプリからカードの登録を済ませておきましょう。

案内には「万が一プラスカードを利用できない場合は、自分の支払い方法で立て替えて後日精算することもできる」と書かれています。
ただ、基本はプラスカードを使うのがおすすめです。
どちらで支払うべきか
・帳簿に余計な入出金が残らない
・確定申告の計算がそのまま済む
・立て替えと後日精算が発生する
・経費と報酬の仕分けが面倒になる
※ 精算までの期間は立て替え状態が続きます
自分のカードで払えば、たしかにポイントは貯まるでしょう。
ただ、そのぶん確定申告のときに立て替え分と報酬を分けて処理する手間が増えてしまうんです。
数百円のポイントのために帳簿を複雑にするのは、正直なところ割に合いません。
迷ったらプラスカード一択で問題ありません。
報酬の実態|単価は高めでも時給は伸びにくい

PPPの報酬は、通常の配達より高く設定されています。
ピック・パック・ペイという追加作業のぶんが上乗せされるため。
実際、開始直後から「単価が高い」という報告が配達員から上がっていました。
おはウバです🤗
— デリばりお🥫🐸 (@nXKgTYRiWgu66sl) June 26, 2024
今日からピックパックペイ開始ですね🤔
朝一行きましたがよく分からず?ホワッツ⁉️
立替のお金はいつ返ってくるの?袋はお客様持ちなの?教えて先生‼️💦笑 pic.twitter.com/3E3UipbL64
ただし、金額だけを見て判断するのは危険です。
受ける前に確認したい3点
通常配達なら5分で終わる距離でも、PPPは買い物と会計で20分以上かかることがあります。
単価が2倍でも所要時間が3倍なら、時給ベースでは負けてしまうということ。
金額と点数のバランスを見て、受けるかどうかを決めるのが現実的です。
ここからは、実際に1件受けてみた感想です。
380円を18分で割ると、時給では1,200円台。飛び抜けて良い数字ではありませんね。
配達員のあいだでも「始まったころより単価が落ちた」という声は見かけます。
ただ、私が受けた日はそもそも通常の注文がほとんど鳴っていませんでした。
鳴らない時間に1件こなせるなら、時給の良し悪しだけで切り捨てるのは惜しいところ。
とくにクエストを追っているときは、1件の重みが変わってきます。件数を積む手段として見ると、評価はずいぶん違ってくるはず。
使える人・使えない人の違い|条件は非公開
PPPはアカウントによって、使える人と使えない人に分かれます。
対象かどうかの見分け方はひとつだけ。アプリに案内が出て、登録画面まで進めるかどうかです。
進めないなら、現時点では対象外。何かの設定を間違えているわけではないので、そこは気にしなくて大丈夫。
ややこしいのは、条件が公開されていない点。車両なのか、エリアなのか、稼働実績なのか、サポートに聞いても教えてもらえませんでした。
少なくとも自転車でも対象になりました。その辺の話はこの動画で詳しく話しています。
待ち方のコツというものもなく、出るまでは待つしかないところ。解放までの経緯は記事の前半と動画で話しているので、そちらも合わせてどうぞ。
まとめ|商品点数の少ない案件なら武器になる
2年待って解放され、実際に1件こなしてみて分かったことをまとめます。
この記事のまとめ
金額だけで飛びつかず、点数と所要時間を見て選ぶ。これがPPPとの付き合い方だと思います。
昼の鳴らない時間に1件挟む、くらいの使い方がちょうどいいはずですよ。
最後に|鳴らない時間を埋めるなら、私は出前館です
「掛け持ち、めんどくさそう」と思うかもしれませんが、始めるのは思ったより簡単です。
申し込みは3ステップ・費用は0円
やめたくなったら止めるだけ。鳴らない時間の保険として、まずは1件から試してみてください。
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実際に配達している私が書いた記事から答えています。金額や条件は時期で変わるので、最終的な確認は各社の公式ページでお願いします。


















