Amazonフレックスを始めようと思っているんだけど、開業届がイマイチよくわからなくて…。
書き方とともに詳しく教えてくれへん??
結論からいうと、開業届の書き方はとても簡単。これから紹介する内容をほぼ丸写しで書類が完成してしまいます。
そこで、当記事では
- 開業届の書き方
- 開業届の提出方法
- 青色申告のやり方
- Amazonフレックスで経費になるもの
- 税理士は雇った方が良いのか
について解説。この記事を読めば開業届の書き方はもちろんのこと、Amazonフレックスに関する税金関係の知識も得ることができますよ。
Amazonフレックスの開業届の書き方と提出方法
開業届についてですが、以下の国税庁のホームページから印刷できます。
そして、以下の内容を記入してください。
『氏名』:あなたの名前を記入
『個人番号』:あなたのマイナンバーを記入
『職業』:配達でOK
『屋号』:基本的に無記入でOK
『届出の区分』:開業にチェックし、あなたの住所と名前を記入
『所得の種類』:事業(農業)所得にチェック
『開業・廃業等日』:Amazonフレックスの配送を開始する日を記入
『開業・廃業に伴う〜』:上から「有」「無」にチェック
『事業の概要』:「Amazonフレックスで配達するサービスを行う」などと記入
※『事業の概要』より下の欄は記入する必要がないので、省略しています。
記入を終えたら、最寄りの税務署の窓口に持っていけばOK。
たったこれだけで開業届の提出は完了です。
提出の際に、開業届の記入内容を職員の方がその場でチェックします。もし、わからないことがあればそのときに質問しましょう。
確定申告で忙しい1〜3月でなければ丁寧に答えてくれるはずです。
【注意】青色申告承認申請書の提出も忘れずに!
開業届と同時に青色申告承認申請書も提出しましょう。
こちらも簡単に作成可能で、以下のページから印刷できます。
※『納税地』などの欄は開業届の記入方法と同じなので、省略しています。
青色申告承認申請書の書き方については以下のとおり。
2:「事業所得」にチェック
3:「無」にチェック
4:空白でOK
5:空白でOK
6(1):「複式簿記」にチェック
6(2):「現金出納長・売掛帳・買掛帳・経費帳・固定資産台帳・預金出納帳・総勘定元帳・仕訳帳」にチェック
青色申告承認申請書は、確定申告で青色申告をする際に必要な書類。
青色申告をすると、支払う税金が大幅に抑えられます。9割以上の人が開業届と同時に提出するので、忘れずに。
開業届は原則1ヶ月以内に提出!…も未提出でも罰則なし
開業届は「事業開始から原則1ヶ月以内に提出する」という決まりがあります。( 国税庁HP より)
しかし、仮に未提出でも罰則がないんです。。
実際にYouTube登録者数30万人以上の税理士、大河内薫先生も以下の動画で「開業届を出さなくても国からは何も言われない」と発言しています。
https://www.youtube.com/shorts/mmk-MxAFmO0
ではなぜ、わざわざ開業届を出すのか?
それは、節税効果が大きいから。
さらに開業届を出していて良かったと強く感じたのは、2020年コロナ禍真っ只中の際に配られた持続化給付金。
コロナの影響で前年度より売上が落ちた場合、一定金額を支給するというものでしたが、開業届を出していることが条件の一つでした。
つまり、節税以外にも有事の際に恩恵を受けられる可能性があるから、とりあえず提出しておいた方が良いってことか!
そのとおりです!
Amazonフレックスで経費になるもの
Amazonフレックスの仕事で経費になるものは以下のとおり。
Amazonフレックスで経費になるもの
・スマホ代
・配達車両代
・配達車両整備代
・ガソリン代
・駐車場代
・保険代 など
こういう情報を前もって知っておくと、経費になるものに躊躇なくお金をかけることができます。
ちなみに家賃代に関してはグレー。私はブログの執筆もしているので経費に含んでいますが、専業配達員だと家賃は経費として認められないケースが多いようです。
もし、経費に認められないものを経費として処理してしまうと、のちのち面倒なことに……。
なので、詳しく知りたい方は 税理士に相談する などして、対応することを強くおすすめします。
税理士って雇った方が良いの?
私はUber Eats 配達パートナーとブロガーをしていますが、2023年4月現在、税理士を雇っていません。
実はこの2つは自力で確定申告できてしまうほど、簡単な部類なんです。
当然Amazonフレックスも同じ部類。なので、会計ソフト を使えば自力での確定申告が可能です。
ただし、一つ注意点が…。
それは、2023年10月1日から始まるインボイス制度です。インボイス制度についての詳しい説明は省略しますが、仮にあなたがインボイスに登録する場合、確定申告の計算がかなり複雑になってしまうという…。
私はインボイス登録する予定なので、税理士を雇おうか検討しています。
なので、長期的な目線を考えると、税理士を雇ってすべて任せてしまった方が仕事に集中できて良いかもしれません。
税理士の探し方について
私がもし、税理士を探す場合に利用しようと思っているのが 税理士ドットコム です
というのも、税理士ドットコムは以下のような特徴があり、評判も高いため。
- 税理士ドットコムの特徴
- ・利用料金が無料
・複数の税理士を比較でき、何回でも断ることができる
・申し込みから数日で税理士とコンタクトが取れる
・確定申告の相談からでもOK
無料で利用できるだけでなく、複数の税理士の比較もできます。税理士によっては当たり外れもあると聞くので、そのようなリスクを減らせるのはかなり大きいのかなと。
また、税理士に依頼した場合と 私が利用している 会計ソフトfreee の利用料金の比較が以下のとおり。
- 税理士に依頼した場合との比較
- ・税理士:年間100,000円〜150,000円(相場)
・freeeスタンダードプラン:年間23,760円
ちなみに、確定申告の期間が近づいてしまうと、対応できる税理士も限られてきます。
最悪、税理士に依頼できない場合もあるので対策する場合は早めに依頼してしまいましょう。
サービス名 | 利用手順 | 料金(税込み) | 確定申告の負担 | 節税対策 | 税務調査 |
\30日間無料/ freee 今すぐ申し込む | ① freee 登録画面にアクセス ②「個人事業主」を選択し、メアド・パスワードを入力 ③ 業種欄は「運送業」、確定申告を行う年度は「2022年度」を選択 ④ 3つのプランから選択 (おすすめはスタンダードプラン) ⑤ クレジットカードを登録すれば完了 | ① 980円/月 11,760円/年 ② 1,980円/月 23,760円/年 ③ 3,316円/月 39,800円/年 | 大きい | 少ない | 各自で対応 |
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