
フードデリバリーで働いてみたいけど、種類が多くて迷っていて…。
率直にどこがおすすめなのか、リアルな意見を参考にしたいんだが。
結論からいうと、おすすめは 出前館 か Uber Eats です。というのもこの2社はユーザー数が多く、「稼ぎやすさ」や「働きやすさ」が整っているため。
実際に配達員の定着率も高いので、評判が良いというわけです。
その点を踏まえたうえで、当記事では
- 【読む前に】フードデリバリーを比較する際のポイント2つ
- おすすめは出前館かUber Eatsの理由
- フードデリバリー4社の比較・特徴
- フードデリバリーの1時間に稼げる金額の目安
について、解説。この記事を読めば自分に合ったデリバリー会社がどこかがわかるようになります。
当記事の著者 レクター

2019年9月、Uber Eats配達員&当ブログ運営開始。「デリバリー配達員の仕事の魅力をより多くの人に伝えたい!」が当ブログのモットーです。
約2,000件以上配達した経験をもとに新規・既存配達員向けの情報を発信中。
私の詳細や当ブログの収益などは プロフィール まで。
ツイッター ・ インスタ も随時更新中。質問等は主にインスタのDMで受け付けているので、ご用の方は インスタのDM よりお願いします。
筆者の実績


この記事を読む前に注意!
もし、あなたが郊外にお住みでフードデリバリーを始めようと思っているのであれば正直おすすめしません。
その理由は、どうしても都心部の方が注文数が多く効率よく稼げるため。そのためにわざわざ都心部に引っ越す人もいるくらいなんです。
そのうえでフードデリバリーで働くかどうかを検討してみてください。
デリバリーNEWS
各デリバリー 大まかな特徴まとめ
Uber Eats![]() | \報酬アップキャンペーン中!/ 出前館 ![]() | menu![]() | Wolt![]() | |
稼ぎやすさ | (3.5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (2.5 / 5.0) | (3.5 / 5.0) |
働きやすさ | (5 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.5 / 5.0) |
公式サイト | 詳細を見る >> | 詳細を見る >> | 詳細を見る >> | 詳細を見る >> |
簡潔に選ぶなら「稼ぎやすさ」と「働きやすさ」を比較すること

まず、フードデリバリーを選ぶ前に考えてほしいのは、あなたが以下の2つのどちらを重視するのかということです。
- 稼ぎやすい環境
- 働きやすい環境
というのも、各社のフードデリバリーの仕事内容は会社によってそこまで大きな違いがないため。
フードデリバリーの主な仕事の流れ
① 配達用アプリを起動する
② 注文が入ったらお店に料理を取りに行く
③ 料理を受け取ったら、お客さんの住所まで向かう
④ 住所に到着したら料理を渡して配達完了
⑤ ②に戻る
ただ、会社によって服装の決まりがあったり、お釣りの用意が必須だったり…。
その点が働きやすいかどうかに含まれているというわけ。

てか、仕事の流れを見た感じ、めちゃくちゃ簡単そうじゃない?
それでアルバイトより稼ぐことができるとか…。街中で配達員をよく見かける理由がわかったわ!

しかも、シフトが自由だから長く続けやすいんですよね。
ちなみに私は今まで以下のアルバイトを経験してきました。
- マクドナルド
- 個人うどん店
- コンサートスタッフ
ぶっちゃけこれらのアルバイトの方がフードデリバリーより覚えることが多くて大変だったという…。
だってフードデリバリーは、たった5つの動作を覚えるだけですからね。
2023年4月現在でおすすめのデリバリー会社はどこ?
そして、冒頭でも述べたとおり2023年4月時点だと以下の2社がおすすめ。
- 稼ぎやすさを重視:出前館 配達員
- 働きやすさを重視:Uber Eats配達パートナー
その理由について次に解説していきます。
出前館が”稼ぎやすさNo.1″の理由【1件の配達で1,000円越えも】
出前館の1件の報酬は以下のようにとてもシンプルで高額です。
基本料金(約700円) × ブースト(1.1倍〜3.0倍)=1件の報酬
さらに出前館は、2022年8月1日から以下のように距離によって基本料金が変動する形になりました。
配達距離 | 首都圏エリア (新料金) | その他のエリア (新料金) ※沖縄エリア含む | 首都圏エリア (従来) | その他のエリア (従来) | 沖縄エリア (従来) |
---|---|---|---|---|---|
1km未満 | 600円 | 550円 | 715円 | 660円 | 550円 |
1km〜2km未満 | 660円 | 600円 | 715円 | 660円 | 550円 |
2km〜3km未満 | 750円 | 670円 | 715円 | 660円 | 550円 |
3km以上 | 870円 | 770円 | 715円 | 660円 | 550円 |
ちなみに上記の数字はフードデリバリー主要4社と比較してもかなり高額です。
デリバリー名 | 1件あたりの報酬 (ピークタイム外での報酬) |
---|---|
出前館![]() | 約700円 |
Uber Eats![]() | 約300円 |
menu![]() | 約340円※ピック先が1kmの場合 |
Wolt![]() | 約450円 |
ちなみに出前館のブーストの最高倍率3.0倍は、2022年1月に出されました。
しかし、それ以降は出ていないので、頻繁に出る数字ではありません。
ただ、1.4倍のブーストさえ出ていれば1件約1,000円の報酬。1時間にたった2件をこなすだけで2,000円以上を達成できます。

つまり、ブーストの確認が効率よく稼ぐカギとなるわけ。
ブーストの倍率を確認するには 出前館配達員への登録 が必要。
なので、出前館のブーストをチェックする目的で申し込みする人も多いんです。
掛け持ちも許可されているので、登録するデメリットが一切ないのも人気の秘密というわけ。
メアドの用意のみ。たった1分で申し込み完了
※上記ページから対応エリアを確認できます。
申し込みから登録までの流れ
※約1週間で完了します
- 出前館公式サイトから登録を申し込む
- 研修動画を視聴する
- WEB上で理解度チェックテストを受ける
※合格まで何度も受講可能 - 必要書類を提出し、本登録完了
Uber Eatsが”働きやすさNo.1″の理由【継続力がない方でも続けやすい】
Uber Eatsは配達がとてもシンプルで初心者向けです。私自身、初日に2〜3回の配達をこなしただけで一通りの流れが覚えられたほど。
また、Uber Eatsと他社を比較すると、以下のように配達のしやすさが随所に現れていることがよくわかります。
デリバリー名 | 営業時間 | 服装・バッグ | 現金注文 | 注文の受け取り方 | 報酬振り込み頻度 | チップ制度 |
---|---|---|---|---|---|---|
Uber Eats![]() | 7:00〜25:00 | 自由 | 選択制 | 選択時間あり | 週払い | あり |
出前館![]() | 9:00〜24:00 | ハーフパンツ不可 | 選択制 | 一部早押し | 月2回 | なし |
menu![]() | 10:00〜24:00 | 自由 | なし | 早押し | 月4回 | あり |
Wolt![]() | 9:00〜24:00 | 指定 | 現金強制 | 選択時間あり | 月2回 | あり |

例えば現金注文が強制だと、配達する前に必ずお釣りを準備する必要があります。これがかなり面倒臭い…。
また、注文の受け取り方が早押しだと周りの配達員との取り合いになるので、常にスマホを確認する必要も…。
Uber Eatsは現金注文をOFFに設定できますし、注文の通知がきたら一定時間は自分にのみ選択権が付与されます。

さらに服装の指定もないので、本当に気軽に配達できるというわけ。
ちなみに私は各アルバイトを半年ほどで辞めた経験があるほど継続力がありません。
そんな私でも2年以上Uber Eatsの配達を続けることができています。
これらの理由からUber Eatsは働きやすさがNo.1と結論づけました。
フードデリバリーは一つに絞る必要がないので、まずはUber Eatsメインでデリバリーの経験を積むのも一つの手。
ぶっちゃけUber Eats一本でも全然稼げるので、報酬と働きやすさのバランスを求めるのであればおすすめです。
身分証・キャッシュカードの用意のみで登録完了
申し込みから登録までの流れ
※約1〜2週間で完了します
- Uber Eats公式サイトでアカウントを作成する
- 身分証など必要書類をアップロードする
- 銀行口座・キャッシュカードを登録する(任意)
- 交通ルールクイズに回答する
- アカウントが有効化され、配達可能に
【配達員】フードデリバリー厳選4社を比較

2023年現在、日本国内のフードデリバリーは数多く存在します。しかし、すべての会社をご紹介しても以下のような懸念材料が。
- 判断の妨げになる
- すぐに撤退してしまう会社が多いので無駄になってしまう
そこで、ここでは3都道府県以上の地域で安定的なサービスを提供している4社を厳選してご紹介。
「フードデリバリーで働きたいけど、どこが良いのかよくわからない…」そのような悩みを少しでも解消できればと思います。
紹介するフードデリバリー会社一覧
※タップで各項目にジャンプできます
1.Uber Eats(ウーバーイーツ)【自由度No.1】

エリア | 全47都道府県 詳しいエリアを見る >> |
営業時間 | 7:00〜25:00 ※エリアによって異なる |
服装・バッグ | 自由 |
現金注文 | あり (OFF可能) |
報酬振込 | 週払い |
チップ制度 | あり |
最近の動き | ・新料金体系により、報酬ダウン【2021年5月】 ・Uber Eats Marketが開始【2021年12月】 ・クエスト報酬減少&配達単価が上昇【2021年12月】 ・ランクシステムの変更【2022年9月】 ・ウーバーダイレクト開始【2022年10月】 |
Uber Eatsの特徴に関しては、以下のとおり。
Uber Eatsのメリット
・配達の仕組みが業界一シンプルで2、3回配達をこなすだけで覚えられる
・利用者が一番多いので、注文数が安定している
・服装・バッグが自由なので気軽に配達しやすい
・注文を受け取る前にお届け先が確認できる
・配達回数による追加報酬(クエスト)がある
Uber Eatsのデメリット
・2021年5月の新料金体系後、報酬単価がダウン
・ピーク時間以外は1件300円ほどしか得られない(自転車配達員)
・クエスト報酬にバラつきがある
・注文者に自分の顔写真・名前が表示される
2021年5月に報酬がダウンしたものの、注文を受け取る前にお届け先の住所がわかるようになりました。
これによって効率よく配達できるようになったため、トータルの稼ぎやすさはそこまで変わっていません。
ただ、Uber Eatsはクエスト報酬が貰えないとかなり非効率。
クエストを達成するために配達を重ねるイメージなので、ぶっちゃけ、副業の限られた時間で始めると稼ぐ効率が悪くなります。
クエストのしくみについては以下の記事で解説しています。

ただ、一番気軽に配達できて、疲れも少ないので
「本業に支障が出ない程度の負担で、数万円ほど稼ぎたい…」
というのであればUber Eatsはかなりマッチすると思います。
身分証・キャッシュカードの用意のみで登録完了
2.出前館(業務委託配達パートナー)【配達単価No.1+副業勢にもマッチ】

エリア | 東京・大阪・愛知など 詳しいエリアを見る >> |
営業時間 | 9:00〜24:00 |
服装・バッグ | ハーフパンツ不可 ※他社バッグ使用の際はロゴをテープで隠す |
現金注文 | あり (OFF可能) |
報酬振込 | 月2回 (5日と20日) |
チップ制度 | なし |
最近の動き | ・史上最高の2.0倍ブーストを実施【2021年8月】 ・史上最高の2.5倍ブーストを実施【2021年12月】 ・史上最高の3.0倍ブーストを実施【2022年1月】 ・新アプリ・新料金体系を導入【2022年8月】 ※新アプリの主な変更点はこちら>> ・専用帽子の着用の強制が廃止【2022年12月】 |
出前館の配達員の特徴は以下のとおり。
出前館のメリット
・配達単価が1件約700円と業界No.1で稼ぎやすい
・上記金額に1.1倍〜3.0倍ブーストが付与で1件2,000円越えも
・圧倒的な単価なので、短時間でも大きな報酬を稼げる
・事前にお届け先の情報がわかる
・服装・バッグが指定なしなので、気軽に配達できる
・注文者に自分の顔写真・名前が表示されない
・新規配達員限定の 報酬アップキャンペーン を実施中
※2023年4月30日まで
出前館のデメリット
・業務用の保険制度がない(自分で業務用・業務外の2つの保険に加入する必要あり)
・クエスト(回数報酬)がない
・ハーフパンツ不可(服装・配達車両は自由)
先ほど説明のとおり、出前館は稼ぎやすさがダントツ。しかし、上記のようなデメリットがあるので、働きづらさを感じてしまいやすいです。
ただ、出前館は2022年8月に新アプリを導入。拠点制度や早押し機能の廃止によって自由度がかなり高まりました。

ですが、保険に関しては要注意。
自転車登録でも業務用・業務外の2つの保険に各自で加入する必要があるためです。
ちなみに、保険に関しては以下のように誰でも簡単に対策できてしまいます。
- 業務用の保険
- フリーナンス に登録すれば誰でも無料で業務用の保険に加入できる
※登録から1ヶ月後に適用開始なので早めの登録がおすすめ - 業務外の保険
- ・楽天自転車保険 や PayPayほけん など月額数百円から加入できる保険あり
・あなたが加入している生命保険の中に保障が含まれている可能性あり
詳しくは以下の記事で解説しています。
ちなみにUber Eats・menu・Woltは業務用の保険のみ用意。
業務外の保険に関しては各社とも「あなた自身で加入してね」というスタンスなので、その点もご注意を。
デリバリー名 | 業務中の保険 | 業務外の保険 |
---|---|---|
出前館![]() | なし | なし |
Uber Eats![]() | あり | なし |
menu![]() | あり | なし |
Wolt![]() | あり | なし |
メアドの用意のみ。たった1分で申し込み完了
3.menu(メニュー)【長距離配達の報酬が武器】

エリア | 33都道府県 詳しいエリアを見る >> |
営業時間 | 10:00〜24:00 |
服装・バッグ | 自由 |
現金注文 | なし |
報酬振込 | 月4回 (自分で決められる) |
チップ制度 | あり |
最近の動き | ・長距離の報酬に上限が設定され単価ダウン【2021年8月】 ・レベルアップ報酬が改悪【2021年11月】 ・14都道府県のサービスを停止【2022年3月】 |
menuの特徴は以下のとおり。
menuのメリット
・長距離配達の報酬が他社よりも稼ぎやすい
・事前にお届け先の住所がわかる
・服装・バッグの指定なし
・レベル・ランクがあり、長く続けていると報酬が上がる
※直近8週間の数値が反映
menuのデメリット
・全体的に報酬が下降傾向
・注文の取り方が早押し
・アプリを開いておかないと注文が入らない
※SNSチェックなど暇つぶしがしづらい
・注文者に自分の顔写真・名前が表示される
menuは長距離配達の報酬が高く、1件で3,000円以上の単価になるケースも存在しました。しかし、現在は1件最大で1,200円+αの設定に改悪。

この金額は約7km先の配達のもの。
なので、それ以上の距離の注文を受けると損をしてしまう形になりました。
ただ、この労力だと短距離の配達でそれ以上稼げる可能性のある出前館の方が条件が上回ってしまいます。
ちなみに、レベルとランクの仕組みについては以下のとおり。
- レベル=Uber Eatsのクエストと同じ
(例:30回で3,000円の追加報酬など) - ランク=出前館のブースト
(例:1.5倍、2.0倍など)
ただ、ランクに関しては直近8週間の配達件数によって数字の上下があります。なので、好条件で配達するにはmenu一本でずっと配達を続けなければなりません。
また、2022年3月には14都道府県でサービスを停止していて会社自体にあまり勢いが感じられず…。

2022年5月にサービスが終了してしまったDiDi Foodも終了前に大きなエリア削減がありました。
これらの理由から個人的には候補から外してしまって良いと思っています。
長距離配達で稼ぎたい人向け
4.Wolt(ウォルト)【1件配達モードで初心者も安心】

エリア | 東京・大阪・愛知など 詳しいエリアを見る >> |
営業時間 | 9:00〜24:00 |
服装・バッグ | 両方指定 |
現金注文 | あり (OFFの設定不可) |
報酬振込 | 月2回 (10日と25日) |
チップ制度 | あり |
最近の動き | ・1件配達モードの実装【2021年3月】 ・Wolt ウォーカーの実装【2022年1月】 ・札幌エリア報酬ダウン【2022年9月】 ・東京エリア報酬ダウン【2022年12月】 ・同時配達モードで拒否可能に【2023年2月】 |
Woltの特徴は以下のとおり。
Woltのメリット
・1,000円の時給補償制度がある
※一部地域のみ。シフトに入ることが条件
・ダブル・トリプルピックの報酬が高い
・サポート対応の評判が良い
・事前にお届け先がわかる
・配達件数によって追加報酬あり
・注文者に自分の顔写真・名前が表示されない
Woltのデメリット
・登録の際のテストに不合格だと永久に登録できない
・登録完了後もサポートに通報が入ると、再講習を受ける必要あり
・専用バッグや専用の服装は推奨だが、結果的に着用しないといけない
・お釣りの用意がほぼ強制
Woltは単価もそこそこ高く、Uber Eatsのクエストのような追加報酬もあります。しかし、たくさんの決まり事が厄介。
ただ、今までは注文が入ったら基本的に拒否が不可能でしたが、2023年2月から拒否が可能に。
Uber Eatsの自由度に近い形へと改善されました。

拒否が可能になったことで、単価の高いWoltにも大きな強みが。
あとは、注文者に自分の顔写真と名前が表示されないのもポイントです。
また、Woltの注文者アプリは置き配が基本設定。
置き配で注文するお客さんがほとんどですし、Woltの置き配はメッセージや写真を撮らなくてOK。
Uber Eats・menuだと写真+メッセージ、出前館はインターホンを鳴らすか電話が必要です。
なので、だいぶ配達しやすいのもWoltの強みとなっています。
評判の良い会社で配達したい方向け
フードデリバリー4社の紹介は以上です。デリバリー各社は掛け持ちできるので、まずはピンと来たところで配達してみてから徐々に広げてみるのもおすすめですよ。
副業で配達するならどこ?

もし、あなたが副業で配達しようと思っているのであれば、先ほども述べたとおり出前館が一番効率よく稼げるのでおすすめ。
というのも、各デリバリー会社は以下のように1件の配達報酬+追加報酬という形をとっています。
- Uber Eats
- 1件の配達報酬+クエスト報酬(回数による追加報酬)
→直近の配達回数によってクエスト内容が変化 - menu
- 1件の配達報酬+レベル・ランク報酬
→直近8週間の配達回数によってインセンティブが変化 - Wolt
- 1件の配達報酬+ウィークリーボーナス(回数による追加報酬)
- 出前館
- 1件の配達報酬のみ
先ほども紹介したとおり、1件の配達報酬は出前館が約700円でダントツ。他社デリバリーは追加報酬という形でそれを補っています。
しかし、Uber EatsのクエストやWoltのウィークリーボーナスは最低でも週に20〜30件配達する必要があります。

さらにUber Eatsは長期間配達しないと、クエストが消えてしまう仕様。
報酬面だけで見ると、副業にはあまり向いていないんです。
出前館には約700円の報酬に1.1倍〜3.0倍のブーストがつきます。しかもそのブーストは、たとえ長期間配達していない方にも関係なく付与されるんです。
なので、「副業であまり働く時間はないけど、効率よく稼ぎたい…」というのであれば出前館が一番合っているというわけです。
メアドの用意のみ。たった1分で申し込み完了
※上記ページから対応エリアを確認できます。
デリバリーの1時間の報酬の目安は1,000円〜3,000円
タイトルのとおりです。なぜ、これほど報酬の幅が広いかというと、時期や天候によって報酬が大きく変わり、一概に断言できないから。
ちなみに2021年7月の私ですが、副業でUber Eatsをしていて、1時間に2,000円ほどは安定して稼げています。
私の配達環境
・場所:神奈川県内
・車両:自転車
・時間:11:30〜13:00 19:00〜21:00
・天気:晴れまたは曇り(雨の場合は配達なし)

注文数が多いピーク時間のみの配達で、雨の日は配達なし。しかも、配達車両は普通のママチャリ。
当然疲れも溜まりやすいので、バイクで配達すれば報酬はさらに上がりやすくなります。

ちなみに、先ほどの報酬データは7月のもの。夏ということもあって注文数が多く稼ぎやすい時期です。
フードデリバリーは夏と冬は稼ぎやすいですが、春と秋は稼ぎづらいので、その点もご注意を。
フードデリバリー登録に必要なもの
各フードデリバリーで登録する際に必要なものは以下のとおり。
フードデリバリー登録で必要なもの
・身分証明書
・銀行口座情報
・運転免許証
・車両ナンバー(バイクの方のみ)
・自賠責保険証(バイクの方のみ)
・軽自動車届出済証(125cc〜250ccのバイクの方のみ)
・自動車保険証券or自動車共済証書(125cc〜250ccのバイクの方のみ)
・在留カードor特別永住者証明書(外国籍の方のみ)

自転車登録の場合、身分証と銀行口座さえあればすぐに登録可能というわけ。
しかも、Wolt以外は誰とも対面せずに始められるので、敷居がかなり低いのもポイントです。
【注意】確定申告の準備も忘れずに
フードデリバリーの収入が一定額を超えると確定申告を行わなければなりません。
アルバイトとは違って個人事業主なので、収入・経費をすべて自分で計算して税金を支払う必要があるんです。
さらに、開業届や青色申告承認申請書の提出もほぼ必須。
詳しくは以下で解説しています。
「確定申告のことがよくわからない…」という方は必見です。

確定申告をしないと脱税で立派な犯罪。あなたの社会的地位が落ちてしまいます。
ただ、フードデリバリーの確定申告は個人でもできてしまうほど簡単な部類なので…。
ちなみに「どうしても自分一人じゃ計算できない…」というのであれば、税理士に依頼 するのも一つの手ですよ。
フードデリバリー4社比較まとめ
今まで紹介した4社の特徴をまとめると以下のとおり。
デリバリー名 | 営業時間 | 配達エリア | 1件の報酬単価 | 服装・バッグ | 現金注文 | 注文の受け取り方 | 報酬振り込み頻度 | チップ制度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Uber Eats![]() 申し込む >> | 7:00〜25:00 | 詳細を見る >> | 約300円 | 自由 | 選択制 | 選択時間あり | 週払い | あり |
出前館![]() 申し込む >> | 9:00〜24:00 | 詳細を見る >> | 約700円 | ハーフパンツ不可 | 選択制 | 一部早押し | 月2回 | なし |
menu![]() 申し込む >> | 10:00〜24:00 | 詳細を見る >> | 約340円 | 自由 | なし | 早押し | 月4回 | あり |
Wolt![]() 申し込む >> | 9:00〜24:00 | 詳細を見る >> | 約450円 | 指定 | 選択制 | 選択時間あり | 月2回 | あり |

この紹介記事は他社に動きがあり次第、常に更新していますが、Uber Eatsと出前館を推奨している点はずっと変わっていません。
実際に大きな特徴がなく個人的におすすめしなかったfoodpandaやDiDi Foodはサービスを終了してしまいました。
「どこに登録しようか悩んでいる…」このような状況であれば、まずは大きな特徴を持つこの2社から選んでみてはいかがでしょうか。
よくある質問
初心者でもちゃんと働けるの?
問題ありません。先ほども述べましたが、私はUber Eatsの初日に2〜3回配達しただけで一通りの流れが覚えられました。
もし、不安であればYouTubeで各デリバリーの仕事の流れを検索するとイメージしやすいです。
配達していてトラブルって起きないの?
もちろん起きます。例えば
- お客さんの住所が間違っている
- 料理をこぼした
- 料理を一部ピックし忘れた
など。このような場合サポートに連絡すれば対応してもらいます。
ちなみに私は複数のアルバイトを経験していますが、フードデリバリーの仕事は理不尽なトラブルがかなり少ないなと感じています。
何ヶ月も稼働しない期間が続くとペナルティってあるの?
どの会社もペナルティはありません。なので、「大型連休中だけ配達したい!」とかでも全然OK。
ただし、Uber Eatsやmenuは配達しない期間があると、クエストなどの追加報酬がしばらく受けられなかったりもします。
出前館はそういうのが一切ないため、一部期間でガッツリ稼ぎたいのであれば一番向いています。
配達員って底辺に見られるって聞くけど本当?
実際に配達していて何か嫌味を言われたことは一度もありません。
ただ、街中で配達員の姿を見て声に出さないだけで見下している人はいると思います。
しかし、稼働中は意外と周りの目は気になりません。もし、その点が引っかかっているのであれば一度体験してみてください。
他社と掛け持ちしている人って多いの?
けっこう多いです。
特にUber Eatsと出前館の組み合わせが一番多い印象で、同時オンラインもできるのが一つの要因です。
同時オンラインとはその名の通り両社のアプリを同時にオンラインにして注文を待ち、鳴った方の注文を取りに行くこと。
例えばWoltだと注文の拒否ができなかったりするため、そうした制限のないUber Eatsと出前館が一番相性が良いというわけです。
専業でも生活していけるの?
可能です。
Uber Eatsなどは報酬が減少傾向なものの、専業で月30万円以上稼いでいる方はゴロゴロいます。
またUber Eatsは2022年9月から ウーバーダイレクト を開始。これは食料品以外も配達するというもので、うまく浸透すれば配達員の需要が増加します。
今後より稼ぎやすくなるかもしれません。
おすすめデリバリー2社の比較
デリバリー名 | 登録手順 ※両社ともWEBですべて完結 | 登録までの期間 | 掛け持ち | 報酬単価 ※ピーク時間外 | 働きやすさ | キャンペーン① | キャンペーン② | キャンペーン③ |
\登録者数13万人突破/![]() 今すぐ申し込む >> | ①Uber Eats公式サイトでアカウントを作成する ②身分証など必要書類をアップロードする ③銀行口座・キャッシュカードを登録する ④交通ルールクイズに回答する (不合格なし) ⑤アカウントが有効化され、配達可能に | 1〜2週間ほど | 可能 | 約350円 | 服装・配達キャンセルなど自由度高め | Uber Eatsに登録後、3週間ほど放置すると20回で7,000円の特別インセンティブがもらえることも。![]() | なし | なし |
\メアドの用意のみで申し込みOK/![]() 今すぐ申し込む >> | ①出前館公式サイトから登録を申し込む ②研修動画を視聴する ③理解度チェックテストの実施 ※合格するまで受ける ※現在は廃止 ⑤必要書類を提出し、本登録完了 | 1週間ほど | 可能 | 約700円 | サンダルやハーフパンツ不可など自由度劣る ※2022年12月1日から帽子の着用が任意に変更 ※2022年8月1日から出前館の仕様が大幅変更 主な変更点はこちら >> | 新人配達員50%報酬アップ中! ※2023年4月30日まで 詳しくはこちら >> | 既存配達員向けの報酬アップイベントあり! ※定期開催 | ブースト出現中! ※ブーストの倍率は登録後にアプリで確認できます |
- 1. 出前館を始める【準備編】
- ・出前館配達員の始め方を知る【たったの3ステップ】
・出前館の配達バッグはどれを使えば良いの?
・開業届・青色申告承認申請書を提出しよう
・会社にバレずに出前館で副業する方法
・出前館の配達員が入るべき保険とは?
・出前館は女性でもバリバリ稼げるの?
- 2.出前館で稼ぐ【実践編】
- ・【2022年8月〜】出前館が配達システムを刷新した内容まとめ
・出前館の単価について知ろう
・出前館のブーストについて知ろう
・実際に出前館で月100万円以上稼いでいる人が存在…
・雨の日の装備ってどうすれば良いの?
- 3. 他社デリバリーと掛け持ちする【収益性UP】
- ・フードデリバリー配達員 大手4社のおすすめ・特徴を知ろう
・出前館とUber Eatsを掛け持ちしてもっと稼ぐ
- 4. 確定申告に備える
- ・【私も長年利用】会計ソフト「freee」の使い方を知ろう
・税理士に依頼するのってどうなの?
Uber Eatsについて深掘りしたいなら
- 1. Uber Eatsを始める【準備編】
- ・Uber Eats 配達員の始め方を知る
・Uber Eatsの開業届・青色申告承認申請書の書き方・提出方法
・Uber Eatsを会社にバレずに副業する方法
・Uber Eatsの配達前に用意すべき保険とは?
・Uber Eatsは女性でもバリバリ配達できるの?
- 2. Uber Eatsで稼ぐ【実践編】
- ・Uber Eatsのクエストについて知ろう
・Uber Eatsのブーストについて知ろう
・Uber Eatsのシミ・ピーク料金について知ろう
・Uber Eatsの距離料金について知ろう
・Uber Eatsの雨の日の装備ってどうすれば良いの??
- 3.他社デリバリーと掛け持ちする【収益性UP】
- ・フードデリバリー配達員 大手4社のおすすめ・特徴を知ろう
・Uber Eatsと出前館を掛け持ちしてもっと稼ぐ
- 4. 確定申告に備える
- ・【私も長年利用】会計ソフト「freee」の使い方を知ろう
・税理士に依頼するのってどうなの?