STEPNは確定申告の計算が不可能?税金を毎日記録するなど注意点を解説します

STEPNは確定申告の計算が不可能?税金を毎日記録する点など注意点を解説します
STEPNを検討している人
STEPNを検討している人

STEPN(ステップン)が流行っているから興味があるんだけど、税金の計算ってどうやるの?

確定申告が簡単なら始めてみたいんだが…。

このような疑問に対し、当記事では

  • STEPNの確定申告は難易度MAX?
  • STEPNでかかる税金の計算方法まとめ
  • どうしてもSTEPNを始めたいならすべき行動

について、解説していきます。

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※当記事の記載内容は確定情報ではありません。2022年6月時点で、国税局からSTEPNの税の取り扱い方法についての言及はないため、税理士の間でも意見が割れている状態です。

「STEPNを始めるとこれだけ確定申告が大変になるよ」とお伝えすることが当記事の目標になるので、あくまでも参考程度に捉えてください。

STEPNの確定申告は難易度MAX!実は明確な基準が決まっていない

STEPNについて、Googleやツイッターで調べると「今始めた方が良い!」という意見がよく見られます。

ただ、確定申告のことを説明したうえで勧めている情報がほとんどないのが現状。後ろめたい事実を隠してとりあえず新規利用者をかき集めている印象を個人的には受けました。

レクター
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しかも、STEPNが日本で普及したのは2022年初頭あたりから。

そのため、まだ税金の明確な基準が決まっていないので、来年とりかかる確定申告では大規模な混乱が起きると予想されています。

次に、STEPNでかかる税金について紹介しますが、専門家によっても意見が割れていたりもします。

あくまでも「これくらい確定申告が大変になるんだよ」とイメージしていただければと思います。

STEPNでかかる税金や計算方法まとめ

税金は以下のような計算式で支払う金額が確定します。

税金の大まかな計算方法

資産 − 経費 = 利益

そして、STEPNでかかる税金一覧は以下のとおり。

STEPNで資産になる行動例
※確定情報ではありません

・靴を購入したとき
・GEMを購入したとき
・歩いてGSTを入手したとき
・GSTをSOLに変換など暗号資産を両替したとき
・靴がレベルアップしたとき
・靴のソケットがオープンしたとき

STEPNで経費になる行動例
※確定情報ではありません

・靴を購入したとき
・GEMを購入したとき
・靴を修理したとき
・MisteryBoxのブースト開放時
・靴のレベルアップ開放時

その他経費になる可能性があるもの
※確定情報ではありません

・スマホ代
・パソコン代
・通信代
・書籍購入代

これらはあくまでも一例。先ほども述べたとおりSTEPNは明確な基準が定まっていないため、上記の内容は確定ではありません。あくまでも参考程度にとどめておいてください。

【知らないとマズい】STEPN 利益になるタイミングに注意

STEPNは歩くたびにゲーム内通貨GSTを入手することができます。

例えば時価が1GST=300円のとき、歩いて10GSTを入手。この場合3,000円を手に入れたことになります。

なので、その3,000円は利確。つまり、GSTを入手したその瞬間に利益として計算されてしまうのです。

利益になるタイミング
STEPN
GSTを入手した瞬間
通常の仮想通貨
仮想通貨を日本円・もしくは別の仮想通貨に交換した際
レクター
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ビットコインなんかは購入して所有しているだけでは税金がかかりません。しかし、STEPNは別。

この知識を混同していると、最悪の場合「税金が払えない…」ということになる場合もあるのでご注意を。

どうしてもSTEPNを始めたいならすべき行動

もし、STEPNを始めたいのであれば、以下の行動を取りましょう。

それぞれ紹介していきます。

Excelなどで毎日の収益を記録しておく

STEPNの収益を記録するためにExcelで管理している方が多く見られます。

https://twitter.com/REOkabu/status/1509524090201157632
レクター
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毎日の作業は大変ですが、この方法しかないのが現状…。

今後、STEPN側で機能を追加してくれる可能性もありますが、その頃には価値がどうなっているか。。

仮想通貨は購入するタイミングが大事です。もし、STEPNで稼ぎたいのであれば各ツイートのように毎日記録していくしかないでしょう。

年末にすべて売却してしまう

年末に靴やジェムなどをすべて年末に売却してしまうという方法です。これを行うことによって

投資額 − 回収額 = 収益

という単純な計算で済むため。実際に同じような考え方をしている人は多いです。

レクター
レクター

一方で、STEPNのGSTを持ったまま年度跨ぎをしてしまうと、取得時の時価で収益を計算することに。

もし、来年の税金を支払うまでに暴落してしまうと、税金が支払えないというリスクがあるのです。

しかし、年末にすべて売却してしまえば売却時の時価で計算されるため、暴落していても税金が払えないことはなくなるのです。

年度跨ぎをした場合

1GSTのレート取得GST利益
1月300円500150,000円
2月400円500200,000円
3月500円500250,000円
4月400円500200,000円
5月600円500300,000円
6月200円500100,000円
7月150円50075.000円
8月80円50040,000円
9月60円50030,000円
10月60円50030,000円
11月40円50020,000円
12月20円50010,000円
利益合計1,405,000円

年末にすべて売却した場合
※売却時のレートが1GST=20円

1GSTのレート取得GST利益
1月20円50010,000円
2月20円50010,000円
3月20円50010,000円
4月20円50010,000円
5月20円50010,000円
6月20円50010,000円
7月20円50010,000円
8月20円50010,000円
9月20円50010,000円
10月20円50010,000円
11月20円50010,000円
12月20円50010,000円
利益合計120,000円
レクター
レクター

年度跨ぎをしてしまうと1,405,000円に対しての税金が。

一方で、年末にすべて売却してしまえば120,000円に対しての税金で済みます。

なので、年末まで粘ってもGSTが購入時と比べて暴落気味であれば、すべて売却してしまった方が良いのです。

所得が20万円以下でも確定申告は必要

仮に上記のように12万円の所得となった場合、「所得が20万円以下だから確定申告がいらないんじゃないの?」などと思われませんでしたか?

たしかに所得税は必要ないですが、実は住民税が発生します。

なので、仮想通貨を始めるのであれば確定申告からは避けられないと思っておいた方が良いです。

仮想通貨に精通した税理士に相談する

もし、頭が混乱しているのであれば税理士に直接相談してみましょう。私は税金の専門家ではないため、実際にプロに会って直接話を聞くと違った意見がもらえるかもしれません。

ただし、仮想通貨に精通した税理士はそこまで多くないのも事実。仮に税理士が見つかったとしてもSTEPNはかなり特殊なので、依頼を受けてくれるかはわかりません。

税理士の探し方は自分で調べて探すのもOK。

不安であれば、税理士ドットコム のようなコーディネーターを間に挟むサービスを利用すると見つかりやすいかもしれません。

利用自体はタダなので、どうしてもSTEPNを始めたいのであれば、検討してみてください。

利用料タダ!複数の税理士の比較もできる

今すぐ税理士を探す

税理士ドットコムの利用手順

会員登録をする
(メアド・電話番号・個人or法人・都道府県を入力)
② ホームページにアクセスし、メールで依頼する
③ コーディネーターから税理士の返信の連絡がくるのを待つ
(1週間以内に返信あり)
④ 税理士と対面で相談する
⑤ 契約orほかの税理士を探す

※再び税理士を探す場合は②に戻る

「とにかく仮想通貨の運用がしてみたい…」検討中の方へ

STEPNを検討している人
STEPNを検討している人

STEPNの確定申告が大変なのはわかったけど、ほかの仮想通貨もこんな感じで大変なん??

STEPNがきっかけで仮想通貨の運用に興味を持ったんだが…。

ほかの仮想通貨を運用したい場合、以下の条件に当てはまる取引所を利用すればそこまで大変ではありません。

確定申告しやすい取引所の特徴

・日本国内の取引所である
・運用実績が長く、取引所自体が潰れる心配がない
・年間取引報告書を発行してくれる

年間取引報告書とは、1月1日から12月31日までの記録をまとめたもの。取引所側ですべて計算してくれるので、確定申告がとても簡単になります。

ただ、海外の取引所やSTEPNなんかは年間取引報告書が発行されません。なので、確定申告のしやすさを考慮するのであれば、おすすめできないというわけ。

レクター
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国内の取引所でも、コインチェックは年間取引報告書の発行がないため、ご注意を。

ちなみに私は上記の特徴をすべて満たしている ビットフライヤー を利用しています。取引の際に若干の手数料が発生してしまうものの、安心して負担が少なく運用したいので、利用を決めました。

仮想通貨を始める際に、ある程度税金の知識を調べておくのはとても大切。2016年には2億円以上の申告漏れを指摘され、税金が支払えなくなったケースもあります。

→ 暗号資産で申告漏れ、追徴2億円超も…年収900万円の会社員「納められる金額でない」

もちろん少額で運用すればこのようなことはまず起きないので、頭に入れたうえで仮想通貨を運用するかどうか検討してみてください。

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仮想通貨についてもっと詳しく知る
・【準備編】ビットフライヤーとコインチェック どっちを利用すべき?? >>

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