先日、スマホを落として背面のガラスを割りました。機種は iPhone 13 Pro Max。街の修理屋さんに持ち込んだところ、部品の取り寄せに3日、作業に9時間、費用は3万円。
保証には入っていませんでした。おまけに割れた背面から基板が少し見えていて、この状態で走るのは危ないと判断。結局、修理が終わるまで4日まるまる休むことになりました。
私はこれまで「2台持ちはいらない」と書いてきた側です。今回のあとも、まだ買ってはいません。副業でやっているので、4日休んでも生活が止まらなかったから。
ただ、これが専業だったらと思うとゾッとします。2台目は稼ぐための道具ではなく、止まらないための保険。その意味が今回でやっと分かりました。
この記事では、同じアカウントで2台同時にオンラインにできるのかという疑問から、サブ機と回線の選び方まで、順番に整理していきます。
この記事を書いた人

レクター
フードデリバリー専門ブロガー / YouTuber / ライター
2019年からUber Eatsなどの配達を開始。今も走り続けながら、実体験をもとに発信しています。
| 配達歴 | 2019年〜現在 |
|---|---|
| 配達件数 | 3,000件以上 |
| YouTube | 登録者 約6,000人・動画400本以上 |
| 掲載実績 | ライブドアニュースほか |
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結論|2台目は「稼ぐため」ではなく「止まらないため」
この記事の結論
2台あっても、同時に2件は運べない。
それでも、1台が死んだ日に走れるかどうかが変わる。
まず、いちばん多い誤解から片づけます。
これはできません。規約違反にあたり、アカウント停止の対象になります。同時に2件を受けて稼ぎを倍にする、という使い方は成立しません。
こちらが本来の使い道。壊れた・電池が切れた・熱で落ちた、という場面で稼働を止めずに済みます。
「2台持ち=効率化」ではなく「2台持ち=保険」。ここを取り違えると、買っても期待外れに終わります。


私も最初は「2台あれば掛け持ちが楽になるのかな」と思っていました。でも実際は違って、効いてくるのはトラブルが起きた日だけなんですよね。
私が4日止まった話|修理は思ったより長い
自転車のかごに入れたつもりが、地面に落ちました。画面は無事で、操作もふつうにできます。ただ、背面のガラスが広い範囲で割れて、中の基板が一部見えている状態でした。
スマホとしては動くので、走ろうと思えば走れました。それでも雨に濡らせば一発でおしまいですし、割れたガラスでケガをするのも怖い。安全をとって、修理が終わるまで稼働を止めることにしました。
近所の修理屋さんに持ち込んだところ、iPhone 13 Pro Max の背面ガラスは在庫がないと言われました。ここから止まります。
落として背面が割れる
スマホ自体は動いていましたが、基板が見えているので稼働は中止。修理屋さんに持ち込み、見積もりと部品を確認しました。部品の取り寄せ待ち
在庫がなく、背面ガラスが届くまで手も足も出ない時間。作業に9時間
背面ガラスの交換は、朝に預けて夕方に受け取る規模の作業でした。ようやく稼働を再開
スマホが戻ってきて、やっとアプリを開けるようになりました。保証には入っていませんでした。全額が自己負担です。
痛かったのは3万円より、4日ぶんの稼働がまるごと消えたことのほうでした。
それでも私は副業なので、収入がゼロになったわけではありません。本業のぶんがあるので、4日は「痛い」で済みました。
これが専業だったら話は別。4日走れない=4日ぶんの生活費が入らないということで、家賃や支払いの締めが近ければ死活問題になります。

「1日くらい休めばいい」と思っていたのですが、部品待ちが入ると自分ではどうにもできません。ここが完全に想定外でした。
スマホが止まる場面は、破損だけではない
私の場合は落として割りましたが、稼働が止まる理由はほかにもあります。どれも配達中に起きるものばかり。
自転車やバイクの上で扱うので、確率はふつうの人より高め。修理に出すと日単位で止まります。
ナビと画面を出しっぱなしにするので減りが早い。バッテリーが弱った端末だと昼過ぎに危なくなります。
夏場のホルダー直射日光が原因。冷えるまで数十分、待つしかありません。
キャリア側の障害は自分では直せません。別の回線を持っていれば逃げられます。
アップデート直後の不具合やログインのトラブル。原因を切り分けるだけでもピークが終わります。
2〜5は数十分から数時間の話。1だけは日数の単位になるので、影響がまるで違います。

逆に言えば、2台目があれば1から5まで全部かわせるということ。
2台持ちが向いている人・向いていない人
とはいえ、全員が持つべきとは思いません。分かれ目は「止まった1日をどれくらい痛いと感じるか」です。
専業で走っている人。止まった日がそのまま収入ゼロになるので、保険の価値がいちばん高いところ。
最大容量が80%台に落ちた端末は、ピーク中に落ちるリスクが現実的。
買い足さずに始められるので、そもそも迷う必要がありません。
止まっても振り替えがきくなら、モバイルバッテリーを厚くするほうが安く済みます。私もここに当てはまります。
自転車だと、持ち物が増えるだけでしんどくなります。ここは正直な弱点。

私は副業なので、正直まだ買っていません。ただ、配達で食べている人に同じことが起きたらと考えると、優先順位は変わって当然だと思います。
サブ機の選び方|見るのは3つだけ
性能の高さは要りません。配達アプリが動けば足りるので、見るところを絞ります。
配達アプリはOSの対応から外れると入れられません。中古を買うなら、いま各社のアプリが動く世代かどうかを先に調べます。
保険として置いておく端末なので、ここが弱いと意味がありません。中古なら85%以上を目安にしています。
格安すぎる端末は位置がずれることがあります。ずれると配達完了の判定でつまずくので、ここはケチらないほうが安全。
カメラの画質や処理速度は、配達では体感差がほぼありません。予算はバッテリーとGPSに回すのが正解です。
iPhoneとAndroid、どちらでもいい
よく聞かれますが、配達アプリはどちらでも動きます。決め手になるのは、メイン機と同じ充電ケーブルが使えるかどうか。
ケーブルが1本で足りると、荷物も減って充電の取り回しも楽になります。そこだけ揃えておけば、あとは好みで大丈夫。
必要な装備をひととおり見直したい方は、配達員が本当に買ってよかった道具もどうぞ。
回線はどうする|3つのパターンと現実的な答え
端末より迷うのが回線です。サブ機に回線を入れるかどうかで、月のコストが変わります。
家で充電しておくだけの置物になります。保険としては役に立ちません。
安いのが利点。ただし電話がかけられないので、お客さんや店に連絡する場面で困ります。
配達では店やお客さんへの電話が発生します。結局ここに落ち着きます。
「安いデータSIMで十分」と言われがちですが、電話が要る仕事だという点を忘れると、いざというときに使えません。

私が今まさに悩んでいるのがここ。保険のために毎月払い続けるのか、それとも普段づかいの回線ごと乗り換えて2台目を作るのか、という選択です。
メイン機を新しくして、いまの端末をサブに回す手もある
サブ機を買い足すのではなく、メインを買い替えて、いま使っている端末をサブに落とすという考え方もあります。
私のように修理して延命した端末は、いつまた同じことが起きてもおかしくありません。だったら、そろそろ入れ替えて古いほうを保険に回すほうが筋が通ります。
バッテリーが元気な端末が主力になるので、日中に落ちる不安がなくなります。
下取りに出さずに手元へ残せば、それがそのまま予備機。追加で買う必要がありません。
MNPの割引が効くので、機種代を抑えたいならここに合わせるのが得です。
いつでもカエドキプログラムとは
ahamoで端末を買うときに選べる支払い方法のひとつです。名前が長くて身構えますが、しくみは単純。
ただし、最後の24回目だけ金額が大きく設定されています
ここまでが自分の負担ぶん。月々の支払いはふつうの分割と同じ感覚です
返却すると、大きい24回目の支払いが免除されます
返さずに使い続けることもできます。その場合は24回目も払うので、ふつうに買ったのと同じ金額になります。
言いかえると2年で乗り換える人向けの、半額レンタルに近い買い方。端末を長く持ちたい人には向きません。
iPhone 17(256GB)をこの方法で買うと、MNPの割引と重なって2年で2万円台という表示になります。手順は次で説明します。
ただし、2年後に返す前提の仕組みは先に知っておいてください。
手元に残すなら残りの支払いが発生します。「2年で2万円台」は返した場合の金額。
返却時にかかります。条件によっては免除されることもあるので、申し込み画面で確認を。
画面割れや大きな傷があると減額されます。配達で毎日持ち歩くなら、ここは軽く見ないほうがいい部分。
金額も条件も入れ替わりが早いので、最新の内容は公式サイトで確認してください。
ここで少しややこしいのが、ahamoの入口が2つに分かれていること。乗り換えのキャンペーンページと、端末の割引ページが別なんです。
受け取れるものが、入口によってはっきり違います。まずここを見てください。
+事前にエントリー
+SIMだけ契約
+いつでもカエドキで購入
+23か月目に返却
買わないのでかからない
2年ぶん・256GBの場合
期間・用途限定
ただし2年後に返す
サブ機を別に買いたい人
今の端末をサブに回したい人
どちらも月額は30GBで2,970円、事務手数料4,950円は無料。ちがうのは端末を買うかどうかだけです。金額と条件は入れ替わりが早いので、申し込む前にahamoのページで最新の表示を確認してください。
そして大事な注意がひとつ。20,000ポイントと端末の割引は、両取りできないことがあるという点です。
キャンペーンの規約に「同時期に実施する他の乗り換えキャンペーンと重複応募ができない場合がある」と書かれています。ポイントを取るのか、端末の割引を取るのか。申し込む前に、どちらかに決めておきましょう。
まず表示されるのは「乗り換えでdポイント20,000ptプレゼント」の案内です
注意書きの下に、小さく「ahamoサイトTOPへ」というリンクがあります
ここからahamoの通常サイトに移ります
キャンペーンの一覧ではなく、製品のページに端末の割引が載っています
「5G WELCOME割 乗り換え 最大44,000円割引」がここに出ます
256GB/他社からの乗り換え/いつでもカエドキプログラムを選ぶと、負担額が表示されます
この手順で選ぶと、私が見たときの表示は「お客さま負担額 22,033円」でした。条件を変えると金額も変わるので、必ず自分の条件で確かめてください。

配達中はホルダーに固定するためにケースを外していて、裸のまま走る時間があります。落としたのもまさにその場面。返す前提で買うなら、外したケースを置く場所まで決めておくと安心です。
エントリーの方法や条件はahamoの乗り換えキャンペーンページにまとまっています。ここから上の手順をたどれば、iPhone 17の値段も確認できますよ。
乗り換えでdポイント 合計20,000pt(要エントリー)
2台目を持ったら、やっておく3つの準備
置いてあるだけでは保険になりません。いざというときに数分で入れ替われる状態にしておきます。
現場でログインしようとすると、認証コードや本人確認で手が止まります。先に通しておきます。
ナビの設定や、報酬まわりのアプリも入れておくと切り替えが早いです。
放置した端末は電池が空になります。使うときに動かなければ意味がありません。
同時にオンラインにしなければ、2台にアプリを入れておくこと自体は問題ありません。使うのはあくまで片方だけです。
掛け持ちでも、同時オンラインはしない
「Uber Eats を1台、別の会社をもう1台に入れて、両方オンラインにすれば効率がいいのでは」と考える方がいます。これも避けてください。
別の会社であっても、2件を同時に受けて運ぶのは各社が認めていません。届くのが遅れて、お客さんにも店にも迷惑がかかります。
掛け持ちのやり方は「1件終わってから、もう片方をオンラインにする」が基本。詳しい進め方はフードデリバリー配達員のおすすめ比較にまとめました。
まとめ|4日止まって考えが変わった
私は副業なので、まだ2台目を買っていません。4日休んでも耐えられる立場だからです。
ただ、配達だけで生活している人にとっては、スマホが止まった日がそのまま収入ゼロの日。部品待ちで4日となれば、もう死活問題だと思います。
専業で走っていて、いまの端末のバッテリーがへたっているなら、そこがいちばん危ないサイン。壊れてから考えるより、壊れる前に予備を用意しておくほうが安い。4日休んだ私からは、そう言うほかありません。
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実際に配達している私が書いた記事から答えています。金額や条件は時期で変わるので、最終的な確認は各社の公式ページでお願いします。




















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