「出前館の業務委託配達パートナーとして登録しようと思ったら、自転車登録でも任意保険証書を提出する必要があって困ってるんだけど…」
そのような悩みに対し、本記事では
- 覚えておくべき保険の種類
- 保険の紹介
の2点について、2019年9月からUber Eatsで配達していて、日ごろからフードデリバリー業界を研究している私が解説していきます。

目次
「業務中に適応される保険」と「業務外に適応される保険」
まず、出前館のようなフードデリバリー業務を行ううえで
「業務中に適応される保険」と「業務外に適応される保険」
の2種類を覚えておく必要があります。
細かく説明すると、以下のとおり。
・注文を受けてからお店に料理を取りに行く
・お店から料理をお客さんに届ける
・注文が入るまで適当に走り回っている
・配達を終えて自転車で帰宅している
・その他プライベートで自転車を利用する
出前館の業務委託配達員は業務中の保険がない!
記事執筆時の2021年1月の段階で、出前館の業務委託配達パートナーには、業務中に適応される保険が用意されていることが確認できませんでした。
ちなみにUber Eatsには、業務中にのみ適応される保険が用意されており、業務外に関しては各自で加入するというスタンスを取っています。
ただ、出前館の業務委託配達パートナーは業務中・業務外のどちらも保険が用意されていないので、あなた自身で加入する必要があります。
次におすすめの保険をご紹介していきますが、しっかりとあなた自身で内容を確認して保険に加入するようにしてくださいね。
LINEほけん【業務外の保険】
LINEほけんは通話アプリ「LINE」が提供する保険のことで
LINEアプリ起動後に「ウォレット」→「もっと見る」→「ほけん」の手順で簡単に登録できます。
費用も安く、ほとんどの方がLINEを利用していると思うので、登録の負担も少ないはずです。
ちなみにこの保険は業務外に適応される保険ですが、登録後のマイページから保険証書をダウンロードしてそれを提出すれば、出前館の登録が通ったとの声がありました。
なので、この方法で出前館の登録の審査が通るはずです。
楽天自転車保険【業務外の保険】
また、楽天自転車保険というものも。月額220円から申し込みでき、楽天ポイントでも料金を支払うことができます。
ちなみに補償内容は、LINEほけんとほぼ変わらず。なので、楽天のサービスをよく利用するのであれば、こちらを登録した方が、情報もまとまって整理しやすいのでおすすめです。
また、楽天自転車保険でも出前館の登録の審査は通ります。
東京海上日動の保険【業務中の保険】
業務中の保険に関してですが、以下の東京海上日動の企業向けの保険であれば個人事業主でも加入できるようです。
>> 東京海上日動HP
ただ、通常は企業が申し込むサービスなので、申し込もうか検討しているのであれば、上記リンクのHPからお問い合わせをしてみてください。
日新火災海上保険【業務中の保険】
もし、東京海上日動の保険で申し込みができない場合、日新火災海上保険も同じサービスを提供しています。
こちらもHPにお問い合わせがあるので、よくわからないのであれば電話をかけてみるのが一番早いです。
先ほどの東京海上日動の保険とどちらが自分に合っているか、きちんと比べてみてから加入を決めてくださいね。
以上が業務中・業務外の保険の紹介でした。
「保険が面倒臭いから諦めよう…」そう思っているあなたへ
「Uber Eatsの登録のときは、保険証書なんて提出する必要なかったのに、出前館は面倒だから、登録するのは諦めよう…」などと考えてはいませんか?
たしかに自分で保険を申し込んだりするのは大変な作業ですが、面倒のは最初の登録だけ。
それさえ乗り越えてしまえば、
- 配達単価1件約700円と高い(ブースト最大1.4倍あり)
- ロングピックが最長3kmほどまで
- Uber Eatsと掛け持ちできる
などと、かなりの高待遇なので、現在のあなたの収入を大幅にアップできるのは間違いなしです。
出前館の登録の審査は、LINEほけんか楽天自転車保険で、簡単に通ります。また、業務中の保険は少し時間がかかってしまうかもしれないですが、出前館の登録と同時に進めれば、稼働開始には保険に入れているはず。
しかも、2021年3月、Uber Eatsの福岡と京都エリアで大幅な報酬ダウンが行われました。(事前告知なしです)
なんとその値段は、1件約300円。しかし、その値段でも多くの配達員がいつもどおり働いています。
なので、フードデリバリーで自由に働きながら、高収入を続けたいのであれば、1社に絞ることなく、掛け持ちが一番安定ですよ。
>> 出前館 登録ページ
※配達可能エリアもチェックできます